校正ゲラを扱うときの必需品とは?
校正ゲラを手でめくるとき、うまくめくれない時がありませんか?
乾燥している時期などは、特にうまくいきません。
目次と本文の照合、柱の確認など、何度もめくる必要のある時は、素手では困ってしまいます。
出版に携わっている人なら、何かしらの工夫をしているのではないでしょうか。
多くみられるのは、指サック。
小さなゴム袋を指先に入れて、滑り止めにします。
でも、これはむれますね。
夏などは、指が汗をかき、袋の中で滑っています。
できれば、使いたくないところです。
もちろん、指をペロっと舐めるわけにもいきません。
ずっと、この「大いなる問題」に、私は悩まされてきました。
湿らせたふきんで湿気を補充、ハンドクリームをつける、メンソレを塗ってみたり、、、
これという解決策が見つからないまま、数年が過ぎていました。
ある時見つけたのが、バスケット選手が使う滑り止めスプレー。
このスプレーこそ、かの「大いなる問題」に決定的な解を出してくれました。
一回吹きかければ、30分くらいもつでしょうか。
指サックの付け外しなどなく、他の作業にもシームレスに移れます。
割と頻繁に使いますが、1本で半年以上はもちます。
一件落着。
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