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私が考える心因性頻尿のメカニズムとその対策方法
お疲れ様です、羽田野です。
今回は、心因性頻尿を経験した私が、考える心因性頻尿のメカニズムとそのメカニズムに着目して、少し心因性頻尿の症状を抑えられるかもしれない方法について記載していきます。
心因性頻尿ですが、なかなかトイレに行けない状況、行きにくい状況だとトイレが近くなってしまう症状ですが、これは自律神経が関係していると考えています。
膀胱の収縮・弛緩ですが、膀胱が尿を溜めて、括約筋を引き締める役割を、交感神経が担っており、膀胱を収縮して、括約筋を緩める働きを副交感神経が担っています。
一般的な人は、自律神経のバランスが保たれているため、膀胱がある程度尿が溜まったときにトイレに行きたいという信号が送られますが、私たち心因性頻尿の人たちの中には、自律神経のバランスの崩壊によって、切迫性の尿意に襲われてしまう事があります。
自律神経の副交感神経には、実は2種類存在しており、
背中側にある副交感神経:背側迷走神経と
お腹側にある副交感神経:腹側迷走神経があります。
交感神経の働きに対して、腹側迷走神経はマイルドなブレーキ、背側迷走神経は急ブレーキのような働きを持っています。
基本的には、リラックスしているときは背側迷走神経が活躍しており、これが我々の自律神経を支える土台のような役割を果たしています。会議での発表、恐怖を感じているときに心臓がドキドキしているけれども、なんとか行動を取れている時、交感神経が働きすぎないよう、腹側迷走神経が活躍しており穏やかにブレーキをかけて自律神経の均衡を保ってくれています。
ある程度のストレスに対しては、腹側迷走神経で対応しますが、過緊張状態、すなわち交感神経が働きすぎてしまうストレスを感じた時、腹側迷走神経では制御しきれないため、背側迷走神経が役割を果たして、自分の生命活動を維持しようと働きます。
この時、急激なブレーキ、すなわち副交感神経の働きにより、膀胱が収縮、括約筋が弛緩することで、心因性頻尿の症状が起こっていると、私は考えています。
では、どのように対応していけばいいのかを考えていきたいと思います。
以下の記載からは、私なりの考え方での対策案ですので、ここから先は有料とさせていただきます。
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