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原理原則に従うことが会社を守る

進和建設工業株式会社では創業の当初から「原理原則に従う」ことを大事にして、55年間会社の経営を続けて参りました。

会社の経営というものは、想像を絶するほど難しいもので、正解なんて存在しません。会社経営は筋が通っていて、道理に合って、世間一般の道徳に反しないものでなければ決して上手くいかず、長続きしないことは明確です。だからこそ、進和グループではいわゆる経営の常識に頼るということは断じてしないと心に誓っています。

社長就任時には、先代の物の考え方を理解することに注力しました。自社の歴史を自分の中に落とし込み、先代の経営手法を二年間は変えませんでした。更に、「借金をしない、手形は切らない、保証人にならない」という先代から課されたルールも厳守しました。

このように、「たいていの会社はこうだから」という常識に頼って安易な判断をしてはなりません。組織にしても、財務にしても、利益の配分にしても、本来どうあるべきなのか、ものの本質に基づいて判断をしていれば、海外展開にあたっても、また、いまだかつて遭遇したことのない新しい経済状況にあっても、判断を誤ることはないと言えるでしょう。

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