伝わるコミュニケーションは言葉、トーン、表情を一致させる
今回は『伝わるコミュニケーションは言葉、トーン、表情を一致させる』という話をさせていただきます。
コミュニケーションにおいて、相手に伝えたいメッセージがどうもあまり伝わっていないというときがあります。
一生懸命言葉を考えて話しているのに伝わらないときです。
コミュニケーションは、話している言葉の内容のほかにも要素があります。
それらも含めて話しましょうということを今回は説明します。
タイトルに書いたように言葉の内容と声のトーンや表情、しぐさといったすべての要素を一致させましょう。
話しているときというのは、声の高低やテンポ、顔の表情、しぐさなどのボディーランゲージといったいろいろな要素で表現されています。
これらの要素が矛盾することなく、同じ方向で一致しているとより一層メッセージが強く伝わります。
反対にこれらの要素が一致していなかったら、相手に伝わりにくくなります。
私たちは無意識レベルでお互いの細やかな態度を感じあってコミュニケーションをしています。
どんなに言葉では楽しそうな内容でも、表情に楽しさが感じられなかったり、貧乏ゆすりをしていたりすると、本当は楽しくないのではないかと相手は感じとります。
電話で自分の表情は相手に見えなくても、笑顔を作ったり、感謝を述べるときにおじぎをしたほうが気持ちが伝わるとよく言われます。
声の調子でこちらの表情が想像できてしまうわけです。
電話は相手の表情やしぐさは見えませんが、まるで目の前に相手がいるように想像しながら話します。
そうすることで自分の表情やしぐさも豊かになり、相手にメッセージが伝わりやすくなります。
プレゼンテーションの場合も同様です。
話す内容だけに意識が言ってしまうと伝わりにくくなります。
表情やしぐさを自分が発している言葉と一致するようにして話すと、より伝わります。
今回は『伝わるコミュニケーションは言葉、トーン、表情を一致させる』という話をさせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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小林いさむ|公認心理師