他人を批判してばかりいる人は暇だったりする
今回は『他人を批判してばかりいる人は暇だったりする』という話をさせていただきます。
他人の批判ばかりしている人というのは、あなたの身近にもいると思います。
よくそんなに批判ばかりしていられるなと思います。
結局のところ、単に暇だからではないかと思うのです。
誰かの批判をすることで自分の退屈さをしのごうとしているとも言えます。
自分の目標、やるべきことが明確なら、他人にかまっている暇はありません。
時間がとてももったいないです。
自分のやるべきことに集中しますから。
そういう意味では、他人の批判ばかりしている人というのは、自分の目標、やるべきことがわからない状態なのかもしれません。
他人を批判するのは退屈さからきている。
このことに私が気がついたのは、学生の頃のとある製造工場でのアルバイトをしていたときでした。
春休み中の期間限定のアルバイトでした。
作業内容が単純で少しの時間やっていると手順も覚えて余裕ができて慣れてしまいます。
だんだんと飽きや退屈さを覚えます。
「休憩までまだ何分もある」などと時間が早く経ってくれないかとばかり思うようになります。
あるセクション(とてもな単純作業)に入る日が多かったのですが、
そのセクションでは、常にパートさんたちは会社内の誰かしらの悪口を言っていました。
その場にいない誰かを的にして悪口を言っていた思えば、次には別の誰かに照準を当てて悪口を繰り広げていきます。
作業中にどうしても私の耳にパートさんたちの会話が入ってきます。
正直、聞いているだけで胸が悪くなり、その場から離れたくなりましたが、なんとか我慢していました。
期間限定で働いていた私でさえ、退屈でしかたない作業でした。
ですから、長く働いているパートさんたちにとっては、退屈をしのぐ方法が必要だったのでしょう。
この時に人は退屈な状態にあると、それをしのぐ方法として他人の悪口に走りやすいということを理解しました。
ある意味でこの製造工場でのアルバイト経験は、とても社会勉強になりました。
自分のやるべきことに集中している時というのは人間関係上のトラブルが少なくありませんか?
仕事が本当に忙しいときというのは職場内の人間関係でトラブルが起きにくいように思います。
たいていは人間関係がぎくしゃくする時というのは、暇な時期とか、仕事の目標が定まっていないときだったりします。
やっぱり、自分の目標、やりたいことをしっかり持って集中したいものですね。
今回は『他人を批判してばかりいる人は暇だったりする』という話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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小林いさむ|公認心理師