【メンタルヘルス】問題を問題だと思うことが問題だという話
どうも皆さん! 臨床心理士・公認心理師のはしくれのおくけんです!
今回は「問題を問題だと思うことが問題だという話」という話をしていきます。
「なんや、ややこしいタイトルやな・・」
よく巷では、
ネガティブ思考は良くないから、ポジティブ思考に変えよう!
ということが言われていることがありますが、実はそうではないのです。
今日はそんな話をしていきます。
それでは今日も行ってみましょう!!
【今日の読む処方箋】
普段ネガティブ思考が出てきたら何をして対処していますか?
考えないようにしよう
ポジティブ思考に変えよう
気を紛らわそう
などなど、色々な対処をしますよね。
私も含め、多くの方は思考をコントロールしようと格闘をします。
では、このようなワークを1つやってもらいます。
ワーク:考えないようにしよう
10秒間お渡しするので、このピンクの像のことを全く考えないでください
できましたか? できないですよね・・
つまり、ポジティブだろうが、ネガティブだろうが思考そのものをどうにかしようとコントロールすることはできないのです。
だって、嫌なことあったら嫌ですよね?それは普通の反応でおかしいことではありません。
「ポジティブ思考が良くてネガティブ思考はいけない」と思うと、ポジティブな状態でもネガティブ思考が来るのが怖いですよね・・
それはポジティブな状態なのでしょうか?
つまり、「ネガティブをなくそう」ともがくことそのものが自分をしんどくすることが多々あるのです。
「問題を問題だと思うことが問題だという話」
つまり、そういうことです。
人生とは、大なり小なり困難が来ることがあります。
その時「なくそう」とするのではなく、
「ニュートラル(中立的)に眺め、自分の人生が良い方向に行くような行動を選択する」
これが大事になります。
次回は、そのコツについてお話してきます。
今回はここまで! 次回もお楽しみに😊
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