「スクワット」と「レッグプレス」は全然違うトレーニング!違いを理解して取り入れましょう。
こんばんは、芝本です。
ボクは普段、ボディメイクやダイエットに関してアウトプットすることが多いので、この記事を読んでいる方の中にも実際にジムへ通っている方が少なくないんじゃないか思います。
その時に普段どのようなメニューでトレーニングされていますか?
例えば下半身がメインのトレーニングであれば、
まずはスクワット、
その次にレッグプレス、
その後は体調に合わせた種目を選択といった流れがおすすめです。
これは何度もトレーニングを重ねて取捨選択したり、様々な本や記事を読んで勉強した結果です。
痩せたい、怪我しにくい身体を作りたい、
スタイルを良くしたい等
みなさんのトレーニングをする目的はそれぞれあると思うのですが、
数多くの種目がある中で、
どの種目が目的にあっているか
迷うことも多いかと思います。
種目の取捨選択をするためには、トレーニングをした時の自身の体感や調子も大事ですが、
種目自体の知識を付けて、目的に見合った種目であるかを知ることも同様に大事になってきます。
今回は「レッグプレス」と「スクワット」を比較して解説します。
どちらも下半身を鍛えるトレーニングですが、全く違うトレーニングです。
それぞれの種目の違いを知ることで
みなさんのトレーニングメニューに取り入れる際の判断基準となればと思います。
スクワットは下半身の全身運動に最適
まずスクワットの大きな特徴としては、
ベッドから起き上がる、階段の上り下り等
日常生活の中でも頻繁に使われる動作に近いトレーニングと言われています。
下半身を若干広く開いて立ち、
しゃがんだり立ったりを繰り返す動作を行うため、
大腿四頭筋、臀筋(でんきん)、ハムストリングス、体幹を安定させる筋肉を鍛えやすいという特徴があります。
メリットとして、複数の部位が同時に使われるため、カロリーの消費量が高くなるという点が挙げられます。ダイエットが目的の方はお勧めのトレーニングメニューですね。
さらに日常生活に沿った動作になるため、日常的な運動能力が上がることも期待できます。立ち仕事や外回りの仕事をされている方は、スクワットで漫勉なう下半身を鍛えることで疲労感を軽減できることもうれしいポイントかもしれませんね。
さらに基礎的な筋量が増えるのでむくみや冷え性の改善も見込めますし、お尻の筋肉も鍛えられるのでヒップアップ効果も期待できます。
そんな、嬉しい効果がてんこ盛りなスクワットですが、もちろんデメリットもあります。
最も大きなデメリットはスクワットの正しいフォームを取るのが難しいことです。多くの部位が使えるということは、力のかけ方やフォームを整えなければ目的の部位に力がかからない可能性があるということです。
初めてスクワットをされる方は、詳しい方にフォームを見てもらうか、大きな鏡の前でされることをお勧めします。
もう一つのデメリットは関節への負担です。
関節、足首、ヒザの可動域がある程度必要になるため、運動中の怪我などで動きが固定されている場合は難しい他、痛めている部位がある際はそこにも負荷がかかってしまうのでお勧めできません。
まとめるとスクワットは
・下半身全体のトレーニングとして適している。
・正しいフォームで行うのが難しい。
・特定の部位を避けて鍛えられないので、けがや関節が良い状態で行う必要がある。
というトレーニングです。
レッグプレスで大腿四頭筋を追い込む
続いてレッグプレスはマシンの上に座り、足の裏をプレートにくっつけて、
足でプレートを押していくトレーニングです。
大腿四頭筋を集中的に鍛えられるという特徴があります。
スクワットと同様に大腿四頭筋が鍛えるられる為、
むくみや冷え性の改善効果がが期待されています。
さらにケガをしにくいトレーニングなので
初心者や、スクワットが難しい方にも向いています。
大腿四頭筋がピンポイントで鍛えられるトレーニングのため、スクワットで下半身を追い込んでから更に負荷をかける流れが効果的です。
デメリットとして挙げられる点は、マシンが必要になること。
どこでもできるスクワットと比べて、レッグプレスは専用のマシンが置いてあるところでしかできません。
また、スクワットと比べると筋力アップとカロリー消費量が少ないということも考慮すべきポイントです。ダイエット目的というよりは、ピンポイントで大腿四頭筋を鍛えたい方におすすめのトレーニング方法と言えます。
まとめ
スクワットとレッグプレスは全く違う特徴を持つトレーニングであることを理解いただけましたか?
スクワットは
・下半身の全身トレーニングができるので全体のカロリー消費や運動パフォーマンス向上につながっている。
・マシンが必要ない。
・フォームが難しい。
レッグプレスは
・スクワットよりも初心者向けで大腿四頭筋のみを集中的に鍛えられる。
・マシンを必要とする。
という特徴が挙げられます。
スクワットとレッグプレスと同じように、似た部位を鍛えているように見えて、目的別でどちらを選択するべきかが明確に分けれるトレーニングはたくさんあります。
しっかりとトレーニングの知識を付けて、自分の目的に沿ったとレーニングを選択していきましょう。
今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。