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バルカン半島を点々、郷土菓子を尋ねて<北マケドニア>

<北マケドニア>オフリド、とことこ街歩

住宅の隣には、小さな教会も

 階下は小さく、上になるほど広くなる特徴的建築が軒を連ねる石畳の道を歩けば、世界遺産の遺跡の湖水と草花を愛する人々の暮らしがあります。

 町はさまざまな支配者が変わるたびに塗り替えられて、数えれば26層にもなるとか!

庭を掘ったら出てきてしまったローマ時代のモザイク
古代劇場

 たまたま家を増築しようとしたらローマ時代の遺構がでてきてしまって、それが素晴らしいために発掘工事が始まるというエピソードは珍しくありません。

ハーブは蚊よけ
家の前には植物のプランターが並ぶ

 オフリドの中心街を飾る花咲く植木鉢は一万個を数え、庭に茂るラベンダーは自然の蚊除けとなり、収穫期真っ最中のアーモンドは地元菓子によく用いられる食材になります。

庭のブドウ棚はシェードガーデン、暑さをやわらげてくれます

 庭の棚につたうブドウも葉を茂らせ可愛らしい実をつけています。

ワインストアのローカルワイン 上が白で下が赤

 ワインバーもちらほら、マケドニアのローカルワイン品種VRANECは特に赤が有名で、大禹室の賓客に供されてきました。

寺院のアイドル、陸ガメ

 聖ソフィア寺院は観光客で混雑していたので、後回し。住民にトマト、チェリー、アプリコットの好物をもらって暮らしている寺院のアイドル陸亀も木陰に避難していました。

 ダークチェリーを詰めた袋を下げて小さな犬たちと家に帰るおじいちゃんと日陰を譲りあうのどかな時間が流れます。

オフリドブルー

上の記事はバルカン半島の郷土菓子を尋ねる旅の途中の記事です。
他地域の物語も読んでいただけたら、幸いです🍀

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