【音楽記事紹介】古楽奏法の革命家クイケンのインタビュー!

何故、我々は「芸術」を「理解」しようとするのか

Twitterの方でも紹介しましたが、とてもいい記事なので是非読んでみてください。クイケン氏の音楽との向き合い方にハッとさせられました。

記事中にもありますが我々は音楽などの芸術と対峙する時、しばしばそれを理解しようとしますが、そんな必要はないと言ってくれています。ただ感じれば良いと。

音楽、特にクラシック音楽においてはそうした態度を取りがちになるので、聴き手としてはとても肩が軽くような話です。

音楽との向き合い方

この記事を読んで、正直音楽をBGM的な聴き方をしていることが多かったことに気づき(それが悪いこととは言いませんが)、少し考えを改めるようになりました。敢えて聴かない時間を持つことも大切にしたいと。

現代社会、音楽だけに限らず日々膨大な情報が意識せずとも流れ込んでくる時代を我々は生きてます。
そのような時代にあって音楽も日々生まれては消費されてゆく。
特にポップスの世界においては(曲にもよりますが)一年ともたず消費され、聴かれなくなるものもあります(色んなジャンルの曲を聴くタイプですので、ある程度実感としてあります)。

しかし、クラシック音楽はそれこそ数百年の時を超えて生き続け、しかも未だに消費され尽くしていません。一体何が違うのでしょう?

もちろん、高い芸術性があることは言うまでもないのでしょうが、どうもそれだけでもないような気がしています。

「それ」を探していく楽しみを持ちながら作品と向き合っていくのもいいかもしれません。とかく、すぐに「答え」を求めがちな世の中ですので。
「それ」はきっと人の数だけあるものだと思います。

秋の夜長、皆さんはどんな曲が聴きたいですか?


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