かまいすぎ、を考える
久しぶりにnoteを開くとコメントが消され
書き込んだ人もいなくなっていたので
何と書いてくれたのか読み返すことができないが
確か2つ前の記事に長文のコメントをいただいた。
頑張ってますね、頑張りすぎないで、
あなたを大切にして、そんな内容だったと思う。
ちょっとかまいすぎじゃないですか?
自立を妨げますよ、
そんな内容も含まれていたと思う。
めずらしくコメントをもらって
嬉しい気持ちで読み進めたが
読んだあと気持ちが沈み、
腹立たしたすらあった。
むすことの時間が取れなかったから
仕事をやめて移住したのに
かまいすぎとはどういうことか、
嫌がる学校に泣いてでも行かせないといけないのか、
居場所になるところを探してはいけないのか、
どの文面でそう思われたのか、
コメントで聞き返そうかと
書いては止め、書いては止め、
そのうちnoteも開かなくなった。
しばらく経って
思い直すようになった。
自分でわかってないだけで
他所から見ればかまいすぎなのかもしれない。
むすこは、診断はしていないが
LiD/APD(聞き取り困難症)だ。
聞こえるけど何言ってるかわからないと
本人が言ったのが6月。
それからLiD/APDを知り、2ヶ月経った。
聞き間違え当たり前、
聞こえているようで聞こえていないのも当たり前、
と、わたしの姿勢も変わった。
ほんとに聞こえてないのね(苦笑)
そんなふうに聞こえたの?全く違うんだけど(爆笑)
そんな出来事はほぼ毎日起こる。
親子という関係だから
嫌な顔せず何度も言うし、
聞き間違えたことに本人がへこまないように
こちらから笑いにしたりもする。
でもこれが、
友達だったら?先生だったら?
聞こえてないなら「聞いてないなら、もういいわ」
聞き間違えて「怠けず集中しなさい」
そうなるんだろうな。
むすこは、自分が聞き取れていないんだとわかるまで
なんで「もういいわ」と話途中で止められるのか
怠けているように見られるのかわからなかった。
そして学校に行かなくなり
授業が嫌いになり、勉強を毛嫌いするようになった。
これが二次障害というものなのだろう。
そんな状態まできてしまったので
汲み取ってあげたり
先回りして考えたりすることを
前よりもするようになった。
汲み取ってあげたり
先回りして考えたりすることは
「かまいすぎ」「世話焼き」になるのかもしれない。
と、ふと思った。
確かに、本人がやりきるのを待てないこともある。
片付けとかできていないことをやることもある。
聞き取れなくて聞き間違いもあるから
何度も言ったり、言い方を変えたり、察したりする。
それは「かまいすぎ」になるのだろうか。
「かまいすぎ」を考える。
コメントくださってからずっと頭の片隅にある。
ずっと引っかかっていて、考えていて、
こうして文字にすることができるようになったが
やっぱり答えは見つからない。
あのときコメントくださった方に
またヒントをもらいたいところだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?