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昨年翻訳したレファアト・アラリール氏の詩をNHKスペシャルで取り上げるらしい
昨年12月8日に翻訳したガザの詩人レファアト・アラリール(Refaat Alareer)さんの詩『もし私が死ななければならないなら』
なんと、10月13日放送のNHKスペシャルで取り上げるらしい。
絶望的な状況が続くパレスチナ・ガザ。そこで生まれた一編の詩が、いま50以上の言語に翻訳され、世界を駆け巡っている。この詩を書いたのは”言葉による抵抗”を掲げてきたガザの詩人リフアト・アライール。「私の物語を伝えてください」と語るその詩は、詩人の死と共に世界に拡散した。“戦争”という暴力を前に、言葉は抵抗の力となりうるのか。詩人が言葉に託した思いとそれを受け取った人々の姿をドキュメントする。
NHKスペシャルの制作には関わってませんが、それでも感無量。
昨年12月8日、死去の翌日にこの詩を見つけて、突き動かされるように翻訳・公開してからちょうど10カ月。その間に50以上の言語に翻訳されたとか。
亡き詩人の遺志を伝える一助になれたなら、私も光栄です。
カクヨム掲載版の末尾に関連情報を追記しました。
昨年12月に翻訳したガザの詩人Refaat Alareerさんの詩
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) October 7, 2024
10月13日放送のNHKスペシャルで取り上げるらしい
もし、私が死ななければならないなら(If I must die, let it be a tale)/しんの(C.Clarté) - カクヨム https://t.co/yjTKPUX7DV
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▼7番目のシャルル、聖女と亡霊の声
あらすじ:不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。
フランス王国史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は、兄王子の連続死で14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリを脱出。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりの王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。
父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、復権裁判。没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。
※noteのヘッダとアルファポリス版の表紙画像はPicrew「IIKANJI MAKER」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。
▼7番目のシャルル、狂った王国にうまれて【少年期編完結】
※アルファポリス版の表紙画像は離雨RIU(@re_hirame)様からいただいたファンアートを使わせていただいてます。
自著の紹介
既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。
新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』
ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
web小説『7番目のシャルル』シリーズ
シャルル七世が主人公の小説(少年期編/青年期編)連載中。
関連エッセイ、翻訳などもあります。
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