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19世紀の異端科学者はかく語る:仕事と休息(3)

1月7日からカクヨムでスタートした19世紀の異端科学者はかく語る:人生を楽しむ方法(原題:The Pleasures of Life)、第二部を始めました。noteでは、訳者の主観で「感想と解説」を投稿しています。

第一部

第二部


仕事と休息(3)

note編、前回

ジョン・ラボック氏からの金言の数々。
私はハードワーカーではないので、耳が痛いですw

仕事とは、休息という豊かな報酬を得るためのものだ。いい仕事をするためには休息が必要で、休息を楽しむためには仕事をしなければならない。
(中略)
ベストを尽くしたとき、私たちは安心して結果を待つことができる

これらのことをよく理解した人は、軽い心で生き、簡単に手綱を握る。
何があっても静かで、これから起こりうるすべてのことに期待し、すでに起こったことに耐える。このような人を妨げるものがあるだろうか。


単純な「仕事と休息」のテーマを超えて、もはや「生き方そのもの」を論じています。


仏教徒は、将来さまざまな罰を受けると信じているが、徳の最高の報酬は涅槃(ニルヴァーナ)である。これは、最後にして永遠の安息を意味する。

怠け者は、休むことが何であるかを知らない。
よく働いたあとの休息は、単に肉体を休ませるだけではない。
さらに重要なのは、心の安らぎを与えてくれる。
最善を尽くしているなら安心して休むことができる。


さて、「仕事と休息」編の締めくくりは、人生最後の安息——
つまり、安らかな死へ。

最後の夜明けが灰色に落ちるとき
人生の苦難と安楽がすべて完了する
働く者は知っているが、遊ぶ者は知らない
休息が甘美であることを

noteで紹介している内容はほんの一部です。
詳細は、本編をご参照ください。



\アレクサンドル・デュマ・フィスの未邦訳小説を翻訳しました/


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しんの(C.Clarté)
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