お米の話。
食事というのは人間にとってとても大切なものです。
現代では便利なものが多く、ぱっと食べて容器は捨てるだけ。楽で、時間の短縮はできるのですが、一回一回の食事の印象が薄くなるのも事実。
自粛生活で外食をほとんどしなくなり、久々に自炊を始めたという方も多いようですが、自分で作るというのは案外大変だというのがわかると同時に、食事の美味しさを何倍にも感じるように思えます。
僕自身は料理が好きな方なので、妻と一緒に作ることが多いのですが最近取り入れたものの中に『玄米食』があります。
興味がある方はぜひお読みください
■生きているお米 玄米
玄米は精米していない状態の、すこし黄色っぽいお米のことです。スーパーにも売っていますが、なんだかどうやって食べるのかを調べた感じ少しだけめんどくさい印象があって手を出さずにいました。
しかし、玄米は自宅で簡単に発芽させることができるというのを聞いてからより興味が湧いてチャレンジしてみることに。
発芽する、芽が出るということは生きている!
生きたお米のほうが活力になるのではないかと思うと、少しの手間はしかたないと思って玄米を買ってきました。
※発芽とは、お米頭あたりにある凹んでいる部分から、小さな膨らみが出てくることです。
★敗戦前まで 気 という漢字は 氣 でしたが、お米という文字が入っています。そのくらいお米からエネルギーが湧いてくるという認識をしていたという昔の人の意識が伺えますね。
■発芽玄米の作り方
まずお米を研いでから2日間ほど水につけることで、芽が出てくるのですがそもそも2日も浸けておくというのが長い!とおもいますよね。
というのも、発芽させていない玄米はイブシシン酸という成分があり、多少毒性があるため発芽させることが大切になってきます。
※玄米を食べてお腹がゆるくなるという話も聞きますが、発芽させていないことが原因の可能性がありますね
しかし一度やってみて思うのは、水が腐らないように水を一日一回換えたりと大変な面がありますが、その分自分で育てている感覚がありますので、芽が出てきたときにはなかなか嬉しく思えます。
ちょっとした子育てです。
芽が出てくるのが楽しみでちょこちょこ見に行ったりしていたのですが、二日後にはしっかりと目で見てわかるくらい芽がでてきました。
※ちなみに2日間浸けるのは大変と思うでしょうが、タイミングをずらせばいいだけなのでそんなに負担にならないのと、冷凍保存すればいいので多めに発芽させるのもオススメです♪
これで発芽玄米の完成です!!
■発芽玄米を炊く
玄米はすこし硬さがあるので、通常の水分量だとパサパサする感じがします。なので、3合に対して3.5合分くらいの水を入れるようにしています。
このあたりは個人の好みによるので試してみてください。
あとは炊くだけですが、炊飯器によっては玄米モードなどもあるので、使ってみるといいかと思います。
そうしてようやく出来上がった玄米、自分で発芽させて食べるご飯は手間がかかっているぶん美味しさも一塩。
玄米には、タンパク質、糖質、カリウム、ビタミン(B1、B2、E)、
フィチン酸、食物繊維などの栄養がたっぷり。
ビタミンB1は白米の約5倍、食物繊維は約6倍、
カルシウムは約2倍、ビタミンB2は約2倍も含みます。
出典:お米のセレクトショップ。菊太屋米穀店 | 商品紹介 玄米生活
■まとめ
すこしつくるのが面倒なぶん、発芽玄米を取り入れることで日々の食事がちょっとだけしっかりとする印象があります。
ネクタイを締めたお米といったところでしょうか笑
また、あらためて当たり前にたべていたお米を見直すことで、食事全体への意識が変わることにも繋がりました。
一日に何回かの食事という大切なイベントを大切にすることはきっとアナタの人生を大切にすることに繋がると思いシェアしました!
発芽玄米で元氣な毎日を過ごしましょう!
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