マガジンのカバー画像

詩篇

4
詩をまとめたもの
運営しているクリエイター

#詩

あさましくも聖なる

詩われたことのない 己の像 まるでなにか見たことがあるかのように あさましい言葉 それでも…

太陽の名

その対象は まだ知り得ぬ名を 宿していた 祈ること 呪うこと もうそんな年齢ではない 水…

2

葉脈

紫陽花のようななにか を 見た 歩いていた 毎日同じ道を なにを運ぶわけでもなく なにを伝え…

たとえば星のようなものを

たとえば星のようなものを 欲しいという 言葉を飛ばそう 機能という脂肪に濡れ光る翼を重々し…