私という自己(小我)紹介 -類推-
四柱推命(算命学)的みかた
・年柱 壬申
・月柱 癸卯
・日柱 庚子
庚子は通常のうちの異常干支である
申と子があると正気半会(周囲からみれば狂気)である
よって通常異常と狂気である
抽象すると、ふつうとか一般であろうとしても阻まれてしまうことは理に帰結する。
ところで東洋人は多神教であり神殺しである。祭事好きからしても、時として仏教的であり、時としてキリスト教的であり、時として神道的である。
年初の御神籤をひいてみると、吉ならともかく凶が出たとする。凶を受け入れたくないので神社参拝の都度、再々にわたり御神籤をひこうとする。そして吉がでるとそれを真に受ける。それはふつうだろうか。
これは信念や信仰といった、I bileiveであって、I knowではない。これは信念が大事とするか、論理的知性が大事とするかのようなもの。元に還れば神託を受け入れず再度ひく行為も、八百万の神を潜在的に信仰していることからも、ある神の意を封じまた別の神を受け入れる行為である。
二元論的に考えてみると、つまり神は外界に在るというより内在または透過しているとしながらも、無自覚に内界の神と外界の神の和をとろうとする。これはまったく、内界から生じた仮面(ペルソナ)を無意識に創造している。
科学的みかた
・左利き(矯正によって両利き)
・霊感や共感覚
・創造性(芸術や想起や理想・空想)
抽象してみると、脳科学でいうところの右脳優位ということが判明する。右脳優位というと、非言語(ことばがわからない)・直観・創造・芸術・あたりであり、それらを抽象するとイメージから物事は生成されることがわかる。
ところで霊感や共感覚というと知性でなく感性に属し、その個人領域というか、個人環界が展開されることである。厳密にいえば霊存在は環界を超えてあるものだが、知性から理解するには哲学の形而上学か、神秘学から入ることが望ましい。
よって左利きや創造性に寄ることからも分母からみれば少数であり、共感覚や霊性ともなるとさらに少数である。なので社会と相対して孤独傾向が高く、また孤独が楽であるといえる。干支解釈からすれば異常干支の類は、総じて霊性が大であるから霊感があるとか直観に秀でるとかいわれることからも、モノの見方が自我的根源から異なるので一般から逸脱する。
まあ、一般とか普遍とかいうものはあくまでフィルターがかかった状態によってみえる個人の集合体に過ぎず、空虚なんだけどね。
私とはなにか
これらを概観すると、私の自己紹介は特称から特称であってやはり類比推理にすぎない。
ので昇華の努力をしてみると、進化論的な時間が過去から未来へ一方向に流れる思考を受け入れてみると、肉体(脳)や霊性などは生まれた後に付与される後天性であって、暦や宇宙や数学あたりが先にある。
また、自我というものは各自各有するものであって特称ないし単称である。私というと、全称でもあり特称でもあり単称でもあるからまあどれでもいい。存在するだけで功徳である。
私という小我というと、私に蓋をしてみえないようにしているだけであって、それでペルソナを創り上げる行為はやや矛盾にみえてしまう。
一対一で話したり、友や恋人、家族と話すときに仮面は取り払われ、本来の素の私というものがあらわれる。私というものは自由であり自然であり自我であり自信である。つまり私はどれがありたい姿で、どこまでその領域を展開できるかということに帰結する。
近年の私たちはcovid-19禍によって特に、他者の自我を抑圧する低位のケガレに冒されていた。仏教的にいえば十界のうち低位の四界であり、三界でいうところの欲・色界である。
なんにせよ、私たちはそれぞれ、どこの座標にあろうと定めているだろうか。私とは空虚なものでもあるから、どこであってもいい。生きたいように生きればいい。
参考になるもの
岡潔講演録(29):【 5】 知、情、意 (okakiyoshi-ken.jp)
「右脳」と「左脳」の働きの違いと、それぞれの鍛え方 |札幌市 学習塾 受験|チーム個別指導塾・大成会 (passing-notes.com)
仏教の世界観である「六道、三界、十界」を解説 | 浄土真宗 慈徳山 得蔵寺 (tokuzoji.or.jp)
類比推理(アナロジー) については以下
アナロジー思考とは?意味と使い方を具体例を交えて徹底解説 | ロジックワークスの論理教室 (logicworks.co.jp)
アナロジー思考のトレーニングに特化したノート術|アナロジー思考・ふかい たかあき (note.com)
9/28 24:00~26:45 記
1900字程度
あとがき
結局のところ、類推から生起すると確率論、無意識下の経験によって磨かれるから若いうちは無自覚に失敗と成功の妙を狙う。なので塊魂のように大器晩成型なんだよね。
故に理解されにくく水気となりて、下方へ流るる。
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