怒りのメカニズム③
前回の記事では、感情が生まれるプロセスは
とういうプロセスから、思考にアプローチして感情をコントロールする方法を確認しました。
本日は、視点へアプローチする方法について考察してまいります。
視点
ある出来事が起きたとき、それをどの視点から見るかによって、物事の見え方が変わります。
上から見るのか下から見るのか、右から見るのか左から見るのか、前からか後ろか、斜め上後方から見るのか…
遠くから見るのか近くから見るのか。
見る視点によって、見え方は変わって来ます。
例えば、コロンブスがアメリカを発見して上陸した出来事は、西洋の国から見ると新大陸発見という見方になりますが、元々住んでいた原住民からすると侵略行為に映ります。
テレビ関連の仕事をしている人にとっては、YouTubeは情報元の怪しい権威性の低いメディアになりますが、メディアを使って発信したい個人事業主にとっては、画期的なメディアに映ります。
どの場所から見るかによって、つまり、どの視点で見るかによって見る角度は変わり、物事の見え方が変わります。
自分が立っているポジション、立場によって、生まれる解釈が変わるのです。
ポジショントークという言葉がありますが、その立場にいるからこそ発している発言であって、偏った解釈であるということを揶揄する言葉です。
相手の立場になって考えることができる人は、相手の気持ちがわかる人ですが、それは視点を変えて考えることができる人のことを言います。
相手の立場に立つことの重要性を頭で理解していても、自分と対立する利害関係の相手であるほど、自分とは反対方向からの視点になるので、相手の立場になることは難しいです。
相手の立場になれる人は、人間関係における社会的成功を収めることができる人でありますので、柔軟に視点を変えるトレーニングをすることが大切です。
視点を変えるトレーニングとしては、3つの方法があります。
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