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小鳥と新月と日記《12月19日(木)》
12月19日(木)
今日も11時から小鳥書房のお店番。
分倍河原駅の「おはようございます」というホームアナウンスに対して、心の中で「おはようございます」と返しながら電車を待つ。
谷保に着いていつものようにコンビニに立ち寄る。今日は朝ごはんを食べてきたので、鉄分の入った飲むヨーグルトを買って一服する。
9時すぎに小鳥書房についたら、すでに落合さんがいた。いつものように「早いね~」と言われながら定位置に座る。わたしは朝が苦手なんだけど、落合さんはそれを疑っているようだ。確かに朝早く小鳥書房に来ているので疑われるのもわかるけど、わたしは本当に朝が苦手である。
今日のオープンするまでの時間は、いつもは話さないことを話した。それは落合さんとわたしの子供の頃の話だ。ここには書かないけれど、落合さんのことを少し知ることができて嬉しかったし、自分のこともちゃんと話すことができてよかった。
11時、いつものように小鳥書房はオープンした。
昨日に引き続き、古本プレゼント企画の準備を始める。値付けの続きをしたり、ネットショップに古本を追加していった。
13時くらいになって、落合さんは小鳥書房を後にする。明日明後日は落合さんには会えないので、「また来週~」と言ってバイバイした。
古本の値付けが一通り終わったので、次はプレゼントする本の選書だ。面白そうで、みんなが喜んでくれる本を50冊選ぶのは難しい。結構時間がかかってしまった。
16時になった。外の古本や看板を店内に入れてクローズする。古本プレゼント企画は明日からだけど、まだ準備が終わっていない。少し焦りながら、鍵を閉めて集中して作業をする。
わたししかいない鍵をかけた本屋さんは、独り言も言えるし鼻歌も歌える特別な空間だった。これはクセになる。
選書は済んだので、次は本の紹介を書いたりラッピングをする。18時くらいになってやっと20冊の準備が終わった。残りは明日にまわして今日は帰ることにする。
家に帰って、古本プレゼント企画のことをインスタにあげて1日を終えた。
明日から楽しみだなって思いながら布団に入った。