【本】「1秒で元気が湧き出る言葉」~精神科医Tomyが教える~を読んで(2)
引き続き、「精神科医Tomyが教える、1秒で元気が湧き出る言葉」の中から今の自分に刺さった言葉を紹介していきたいと思います。パラパラと眺めているだけでも、「これは自分に向けた言葉!?」とか「なんで言い当ててるんだろう?」と不思議に思う言葉が詰まっています。ま、森羅万象、人間の悩みは古代から変わっていないということなのかもしれませんが・・・。それではTomy先生の至言を一緒にシェアできたらと思います。
疲れているときは・・・
本当にそのとおり!でも一番大変なときほど、それが見えていないんですよね。とにかくやらないと、頑張らないと・・・と追い込み過ぎてしまう。そして一つのヤマが片付くと、すぐに次のヤマが控えている・・・自分もそうでした。もちろんそんな「やっつけ仕事」だからクオリティがいいはずもなく。とにかく「なんとかカタチにしました」感満載に。本当に悪循環でした。ですので、こうして時間が経てばTomy先生の仰る言葉が理解できるんですが、「渦中」の時は・・・多分、自分だったら耳に入らなかったと思います。
人間関係に無理は禁物
これも正論!無理して続ける関係は本当にしんどいだけ。そんな偽りの関係はきっとどこかで破綻すると思います。言葉に出さずとも表情に出ているはず。特に顔に出やすい私には無理でして・・・笑。相手に失礼にならない程度に距離を取っておけば、向こうも気づいて、いい距離感になるんじゃないですかね。「過去と他人は変えられない」ってよく言いますからね。
自己中心的な人は・・・
たしかに!と目から鱗な名言でした。そうなんですよね、こちらはその一挙手一投足が気になるのに、当の本人はまったく涼しい顔・・・だから余計に腹が立ってしまい・・・ということ、よくありました。自分は割り切れなかったので、距離を置くために仕事を変えました(笑)。
信用できる人・できない人
これまた名言!よくいますよね、口先だけの人。しかもそういう奴ほどなんだか上手に上層部とかお客さんに取り入って、いいポジションに登っていき・・・みたいな。よくもまぁ、次から次へと口から出まかせ言えるな~と一回周って関心しちゃいますよ、本当に。やっぱりこういう人とも距離を取りたいですね。そしてTomy先生も仰るように、信用できる仲間と一緒に穏やかに過ごしたいものです。
苦労は若いうちにすべし?
ま、その時は辛いし、しんどいし、苦しいので、「なんで俺だけ・・・」と卑屈になるのですが、ものすごく真剣に取り組んだプロジェクトだったりすると、意外とあとで「あの時はもっと大変だったな」とか思うものですね。これは経験があるので、なんとなく理解できるような気がします。ただし、悲しいのが上層部の対応。「前もできたんだから、今度もできるだろ」的に要求が上がってくるという・・・涙。年齢も違うし、勢いも違う。それよりなにより自分の気力が違う。ということで、同じことを求められても・・・という展開もよくある話ですね・・・。
実るほど垂れる頭と稲穂かな
これは我が身を振り返り、反省しなければなりません。怖いのが、自分では口に出さずとも羽振りがいい時って、身体で表現しているという点です。オーラというかなんというか、そうしたパワーが出ちゃってるんでしょうね、きっと。そうしたものが、他の人たちから見ると、やっぱり嫉妬の対象になっちゃうんだと思います。これは本当に反省。多分、言葉に出さずとも調子に乗ってたんだと思います、きっと。「実るほど垂れる頭と稲穂かな」ですね、本当に。
さいごに・・・
ということで、今回も選りすぐりの名言を集めてみました。というか、前回に引き続き、どうしても自分と関連のある内容に目がとまるものです。そして本当に辛いときほど、こうした言葉が耳に(と目)に入ってこないもの。そうした経験を私もしているので、もし今少し疲れてしまっている方に、このnoteの文章が目に留まったとしたら、ぜひともご覧いただきたいですし、何よりTomy先生の著書を読んでみてください!