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僕のメガネの時給
新卒のころ、時給換算すると大体2000円くらいの給料をもらっていた。
その辺のバイトよりははるかにいい金額だろう。
最近パートを始めた母親に給料を言うと怒られた。
「あんた、何もできんのになんでそんなもらっとるんね!」と。
ごめん。
以前読んだ本に「モノの時給」という考え方があり、結構気に入っている。
自分が持っている「モノ」も時給換算してみるのだ。
例えば、2万円のコートを10時間着たならば、時給2000円。
この考え方の面白いところは、自分が好きな「モノ」ほど時給が下がっていくところだ。
どんな高級品を購入しても使い倒すならば、時給は低くなる。
僕の時給の最も低いものはメガネだ。
大学生3年生の夏に買ってから4年半、毎日16時間かけ続けている。
計算してみると、なんと時給0.2円。
株式会社「僕」の最低賃金労働者だ。
人生のほとんどを共に過ごす「モノ」はもっとお金をかけてもいいのだ。
そして、とことん使い倒して時給を下げよう。
ちょっと高い買い物をするときの考え方の一つとして取り入れてみてはいかがだろうか。
くれぐれも自分が買ったものに「なんでそんなもらっとるんね!」と言うことにならないようにご注意。