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やる気の瓶詰め

僕は結構本を読む。

僕は、よく言えば素直、悪く言えば単純なので、「ランニングは最高ですよ!」と本に書いてあったら、ランニングしたい気分になる。

今すぐにでも走ったろうかなと思う。

でももう夜だし、明日の朝から走ろうかなと思う。

そして明日の朝は走らない。


昨日のやる気はどこへやら。

あんなに走りたいと思っていた僕はいったい誰だったんだろうか。

夜寝る前の自分が1番やる気に満ち満ちている。


「明日は朝からこれやって、あれやって、、、」

そして翌朝全てを失う。

寝起きの僕には「さいしょからはじめる」というコマンドしかない。


やるのはまさにやろうと思ったその瞬間なのだ。

やる気があるうちにできる限りのことをやるのだ。

やる気は瓶に入れて保存できない。

やる気の消費期限は、あまりに短いのだ。


「最近走っていないから走ろうかな」と、この文章を書いていて思った。

自分で言ってんだから、しょうがない。

今からでも走ってきます。

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