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瀧口明洋(和菓子職人)
2018年6月13日 07:16
「若者の〇〇離れ」もちろん和菓子も例外ではない。若者にもっと興味を持って貰おうと、和菓子イベントや体験教室を開催したり、見た目に鮮やかなインスタ映えする新しい和菓子を開発したりと、業界を盛り上げようと頻繁に情報発信するようになった。その中心は現在30代〜50代の若旦那だ。「いちご大福」という菓子が生まれたのが30年前。その次の世代の若旦那がまたひとつの流れを作ろうとしている。
2018年6月11日 21:50
和菓子は時に不親切だ。コンテクストが共有されていないと伝わらないコトがあまりにも多い。「伝統」と「わかりやすさ」はトレードオフであり、現代の消費者に嗜好に合わせるには一定の「わかりやすさ」が必要である。特有の「わかりにくさ」が潜在的なお客様を遠ざけ、現代の和菓子離れに繋がっている。しかし、文化が途絶えた訳ではない。むしろ茶道や伝統的な和菓子にまつわるコミュニティは、そのハイコンテ
2018年6月8日 18:48
ミレニアル世代のど真ん中、92年生まれの若手和菓子職人、瀧口明洋と申します。 今までは読む専門でしたが、自分の言葉で語れる場を持ちたい!と、思いnoteデビューしました。主な内容は、 和菓子と〇〇これは和菓子の未来を考えるnoteです。和菓子を主語にして語るのはあまり好きじゃないのですが、自分の頭の中を整理するためにもあえて和菓子に絡めてお話させていただきたいと思い
2018年6月10日 16:53
和菓子といえば何を思い浮かべますか?まんじゅう、桜餅、大福、どら焼き、団子、カステラ...カステラ...?となった記憶はないだろうか。和菓子か洋菓子かの論争の際、真っ先に槍玉に挙げられるのがカステラだ。 全国和菓子協会のHPには、 ポルトガル人やスペイン人により南蛮菓子が渡来します。ボーロ、カステイラ(※カステラのこと)、金平糖(こんぺいとう)、ビスカウト(※ビスケットのこと
2018年6月9日 10:24
先日話題になったinstagramのショッピング機能https://ja.newsroom.fb.com/news/2018/06/instagram_shopping/フィード投稿からダイレクトに買い物することができ、消費者にとっては圧倒的に便利になった。潜在的なお客様とダイレクトに繋がれるのは、我々のような地方の小売店にとっては歓迎すべきことであり、うまく活用できれば田舎にいても商売が成