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「結局のところ、いろいろな人がいるわけだ」。今はこの考え方がしっくりくる。

部下と信頼関係を構築する。

マネジメント手法について書いてある自己啓発本には、どれも信頼関係の構築が大事であると書かれていた気がする。

僕の個人的な経験に照らし合わせてみても、それは間違っていない。信頼関係を構築することで働きやすくなる。不要な勘ぐりがなくなったり、人間関係のトラブルが減るので生産性が高まる。

100人いたら99人は賛成する考え方だと思う。


ただ現実問題、それだけではダメなのが管理職。

管理職を長く続けていくと、「部下に裏切られた」と感じる瞬間がある。これは避けようがない。なぜなら人は皆違うし、「あなた」の期待に応えようと努力する人もいれば、そうでない人もいる。応えようと努力はしても、求めるレベルに到達できない人もいる。理由はともあれ、こういった結果は上司からすると、「裏切られた」という失望感に繋がりやすいので注意が必要だ。

「裏切られた感」が積み重なると、人は無意識のうちに態度に出してしまう。部下はその微妙な変化を察し、萎縮してしまう。そうなると元々のパフォーマンスを出すことすら難しくなってくり、それを見た上司の失望感はさらに重なる。ネガティブスパイラルだ。


期待値を下げておけばいい?

こういう話をすると、多くの人が「期待値を下げればいい」という回答をする。おそらくご自身の経験を振り返り、少なからず失望を重ねてきたのだろう。失望を避けるには、最初から期待をしなければいい。そのとおりではある。

だが信頼感と期待感を明確に区別することは、僕にとってはムズカシイ。どうしても信頼する人にはある程度の期待感を持ってしまうし、自然発生的に起きてくる気持ちを封じ込めるのは苦痛でもある。


「結局のところ、いろいろな人がいるわけだ」。

僕が最近行き着いたのはこの考え方。

期待に添えない人。
期待の斜め上を行く人。
そもそもコトバが通じない人。
何度言ってもわかってもらえない人。

世の中には自分の想像を超える人が山のようにいる。そして人をコントロールすることはできない。できることは、自分の感情を中立に保ち、何が起きても驚かないような心の準備を整えることだと思う。

裏切るのも人。期待に応えるのも人。
世の中には、ただ色々な人がいるだけ。

先日したツイート。
一見矛盾する考え方だが、目の前の出来事を、ありのまま受け入れられるようになりたい。


しめじ
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