不安な気持ちは行動と言動に現れる。「北風と太陽」の話が役に立つ
マウント取り。
やっている本人は無自覚なのかもしれないが、やられてる方はすぐわかる。
話題に突然割って入り、聞いてないのに自分の過去の栄光を話し出す。
スポットライトが当たるのは、過去のエピソードではなくいつも「自分」。
いかに自分は大変な中にいるのか。困難を乗り越えてきたのか。不当な扱いを受けてきたのか。
自分に焦点を当てて、自分の"凄さ"を人に伝える。
これがいわゆる「マウント取り」だと僕は思う。
縁あって部下として採用した人がこういうタイプだった。
なので個人的にカチンとくる感情とは別に、裏にあるものは何か考えた。
彼女は"自分の凄さをアピール"することで、心の均衡を保っていた。
「自分はここにいるよ」と伝えなければ、自分は存在していないも一緒。
「チームに貢献できている」と感じる部分が乏しいから、自分の存在をアピールしなければならない。
そう読み取った。
つまり、「自分の居場所がほしい」ということだ。
じゃあどうするか。
彼女の言動でイラつく人がいたのは事実。
本人にそれを伝えて是正を促せば、表向きは改善を約束するだろう。
だが本心にある、「自分の居場所」は確保されない。それどころか「受け入れてもらえてない」と捉えられてしまえば、さらに意地になって自分の存在を誇示し始めるかもしれない。ネガティブスパイラル。
大事だと考えたのは「安心感」。
時間をかけて、「大丈夫だよ」というメッセージを伝えていく。
仕事を任せ。成果を見て。感謝を伝えていく。
自分を過度に大きく見せる必要はない。等身大で大丈夫。
そういう思いで見守ってきた。
約半年経ち、いつの間にかマウント取りは息を潜めた。
彼女は元々とても優秀な方だったが、今ではなくてはならない人材として会社に貢献してくれている。
しめじ
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