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管理職でスキルを身につければ、違う業種にも管理職として飛び込みやすくなる

人とビジネスに対し目標と行動目標を掲げ、進捗管理を行い達成させる。

これが僕が思う管理職としてのミッションの核。


そして俯瞰して管理職のスキルを考えると、以下の4つに分類できる。

・ピープルリーディング
・ピープルマネジメント
・ビジネスリーディング
・ビジネスマネジメント

この4つのスキルをしっかり伸ばした人は強い。
なぜならこのスキルは業種に固定されないからだ。

分析のための材料を集める。
現状を分析する。
理想と目標を定める。
差異を分析する。
行動計画を立てる。
人に明確に伝える。
人が動くような動機付けをする。
明瞭なプロセスを組む。
ルール、ガイドラインを整える。
継続的に循環する流れを作る。

専門知識がなくても、これらのスキルがあればビジネスの枠組みを整えることはできる。(もちろん専門知識があるに越したことはない)

ビジネスを回せる枠組みが整えば、自分がその業種を学ぶ時間的な余地を得ることができ、さらに解像度の高い目標設定をしていくことができる。


管理職になり、このことに気付いたのは4,5年経ってからか。
最初に入社した外資系企業で経験したのだが、外の会社のマーケから、セールスのマネージャーとして入社し、これまた別の会社の違う業種(覚えてない)に転職していった上司がいた。

なぜこんなことができるのか疑問だった。
毎回現場の人が仕事を教えなければならないし、「現場のことを知らない人が来るのは困る」とさえ思っていた。

「現場の知識があるよりも、管理職としてのスキルに長けていた方が機能する」と会社は考えていたわけだ。


当時の人選が正解だったかは別の話として、今の僕から見るとその考え方は正しいと言わざるを得ない。

会社は管理職に「現場の知識を"即時的には"求めていない」からだ。

現場のことは現場の方々が一番よく知っている。
結局管理職に求められているのは、上に書いたような部分なのだ。


となれば、このいわば「管理職のスキル」は業種を変えるときに便利だ。
現場の専門的な知識がなかったとしても、管理職としてであれば横滑りができる。

現に僕はセールスマネージャーから始まり、様々な業種を経て、現在コンタクトセンターのマネージャーに行き着いている。それぞれ現場の知識なんて皆無だったが、今こうしてなんとかやって来れている。それは"管理職のスキル"をそれなりに有効活用して来れたからだ。


僕のように「幅広く自分の世界を広げたい」と思う方は、管理職を経た上で、違う業種に飛び込むことも選択肢のひとつに入れてほしい。


しめじ
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