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長期休暇を取りやすい企業と、その理由..

幸いなことに弊社はかなり自由に休みを取れる。
今年の夏期休暇はいつも通り9月に、約3週間程度取ることにした。

本当は1ヶ月ほど取ろうと考えていたが、社内で大きな変革を進めている最中ということと、もしかしたら入るかもしれない海外出張のために有給を残しておこうと考えて、少し控えめにした。

それでも「3週間の休暇」は日本の一般的な会社では考えにくいほどの高待遇なのではないか。


前提として、欧州の外資系企業はかなり長期休暇を取りやすい。
多くのヨーロッパの国々は、7月か8月の夏期休暇と、クリスマス休暇を「必須」なものだと考えている。

日本のように「2,3日休めたらいいよね」というレベルではなく、夏期休暇なら1ヶ月か2ヶ月、クリスマス休暇は2週間くらい取るのが一般的なようだ。

そして働き方自体が、休暇を前提として計画されている。
みんな揃って夏期休暇とクリスマス休暇を取得するわけなので、その期間に大きく仕事が前進することはない。
年間の計画を作るときに、すでにこの辺りは考慮されている。


さて、外資系企業なので日本は"支社"にあたる。
本国の機能が止まったとしても、実は日常的な業務運営には支障がないことが多い。そのため「支社における休暇の取りやすさ」は、その国の経営層の判断や価値観、直属のマネージャーの考え方によるところが大きいのが実情だ。

弊社はヨーロッパの文化が比較的強いため、休暇を取るということに対して、誰もが寛容だ。


ところで同じ外資系でも、米国系の外資系企業はどうだろうか。
米国系外資系企業で7年間働いた経験で言うと、欧州系の外資系企業に比べて休みは取りにくい印象がある。

これは当時の上司が日本人だったことが影響しているのかもしれない。
だが長期休みを取り入れた働き方をしたい人は、欧州系の企業を選ぶのは良い選択肢かもしれない。

余談だが、日本は祝日が他国に比べて圧倒的に多いそうだ。海外から人が来るとかなり驚かれる。
これは日本政府が有給を取らない日本人を休ませるためにそういう方針を立てていると聞いたが、苦肉の策、と言ったところだろう。


僕の価値観では、長期休暇は必要だ。
最低でも2週間はほしい。

1週間の休みでは、完全に仕事を離れてリフレッシュするのは難しい。
2週目に入って、ようやく仕事から離れられる。

長期休暇を取ると、脳がリフレッシュされるだけでなく、仕事に対して良いアイディアも思い浮かびやすい。結果的に効果的な仕事がしやすくなる。


社会人になって長期休暇を経験したことがない人は多いのではないかと推測する。ぜひ機会があれば、ゆっくりと羽を伸ばしてもらいたいものである。



しめじ
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