見出し画像

暑いうちに食べておきたいお手軽そうめん【絶品ニラそうめん】超簡単・節約・時短系

沖縄は、そうめん文化である。
そーみんチャンプルーも、そうめんである。
なんで素麺が沖縄の食文化の中に入っているのかというと、17世紀初頭の琉球王朝に羽地朝秀という摂政が全てのはじまり。ちなみに摂政は沖縄発音するとシッシー。かわいい。私は、前の彼女をシッシという愛称で呼んでいたので、なんか羽地朝秀の話をすると反射でその彼女のことを思い出します。未だにフラれた理由が不明なんですよね。

そんなことはさておいて、摂政は名誉職にすぎなかったのだけど、それでも羽地朝秀は「羽地仕置」という大改革を徹底的に行います。大赤字だった琉球王府の財政を7年で再建して財政黒字化に成功。いいなあ、今の日本に欲しいなあ、こういう名宰相…。

その羽地改革の命令の1つが、そうめん。
士族の結婚式の引き出物は、そうめんにしなさい!!見栄はるな!贅沢するな!と命令書に書いています。
沖縄は、今でも引き出物とか贈答品にそうめんが多いのは、全てこの羽地仕置という財政改革から始まっているのです。

あと、流しそうめんの発祥は沖縄ともいわれておりますの。
薩摩が1609年に琉球に武力侵攻を行い、それ以降、薩摩藩が在番奉行を琉球に置くことになりました。そんな彼らが大喜びした接待が、那覇にある人工の滝の上からそうめんを流して薩摩の在番武士たちがそれを食べるというそうめん接待。流しそうめんでキャッキャする薩摩武士たち。なんかかわいいですね。

さー、残暑といいながら暑い日が続きます。
秋はまだやってこない。
暑いうちにこれはぜひ作っておいて頂きたいのがこの【ニラそうめん】です。
普通の乾麺の日本蕎麦でもいいですが、私はそうめん派です🙋‍♀️

それでは材料どん⬇️

🍜材料(1人前)

そうめん 1束(安いやつ)
ニラ 半分で十分
めんつゆ 大さじ3
しょう油 小さじ半分
ごま油 大さじ1
オイスターソース 大さじ半分
鶏ガラスープの素 小さじ半分
おろししょうが or おろしニンニク
花椒 ある人は粒をパラパラ
卵 1個

それでは料理開始🧑‍🍳🥣

でも料理の前に。
みなさん、卵のパックってどうしてますか?
横から紐で引いてあけるタイプ、あそこから開けると蓋が勝手に開いて保存する時めんどうですよね。
そこで

こちらはテープヒモの反対側


テープ紐の反対側をハサミで切ることを皆様に強くオススメしたい!
この写真は手で持ち上げていますが、反対側をハサミで切ると、蓋はしまったままです。
このまま冷蔵庫に入れるだけ。すごく簡単に使うことができます。

なんで今日はこんなに余談が多いのかというと、簡単すぎて5行で作り終わっちゃうからです。
この料理、コツもへったくれもありません。

まずはニラを小口切りに切ってください。
素麺を指定の時間茹でて、洗ったあとしっかり水切りして器に盛ってください。
調味料を混ぜ合わせたものを素麺にかけてください。
卵の黄身を上に落としてください。

以上です。
ほら、5行で作りおわっちゃった。

混ぜ合わせたものを冷蔵庫に暫く入れて、ニラに味を染み込ませるのも美味しいです


作るコツは、ないのです。
チューブにんにく、チューブしょうがで構いません。逆にコレをすりおろしで作ると、にんにくやしょうがの香りが強すぎてしまうので、チューブがなかったら入れなくても大丈夫です。
サッパリいきたい人はチューブしょうがを3cmぐらい。ニラとにんにくでガッツリいきたいという男子大学生のハートをお持ちの方は、ニンニクがっつりいれちゃってください。
もちろん、両方入れないというのもOKです。

私は花椒もいれちゃいます

食べ方ですが、黄身は味変です。
最初は端の方からニラと混ぜて、召し上がってください。
味が濃い、しょっぱい、と思った方は卵をそこで割入れてください。
味が足りない!て逆に思われた方は、ラー油と麺つゆ追加してもいいかもしれません。
これが夏や秋口に最高なんです。

高いそうめん使っても安いそうめん使っても味が大して変わらないので、安いものや余っているものをお使いくださいませ。

今日もパクムシャペロリでございました🙏✨

いいなと思ったら応援しよう!