麻婆豆腐を超えるもの・水煮魚片【本格極みアキラメシ】
アキラメシの心のテーマは「上京してきた女子大生がズボラに作れる」なのですが、過去に中国料理では何度か「そんなの絶対作らないよ」なものを作ってきました。
今回も作るのめんどくさいシリーズです。
今日作るものはこちらです。まずはこのYouTubeをご覧下さい。
とりあえず目がちょうド派手なセーターにしかいかない…。
あとなんかオトコ2人がワチャワチャ楽しそう。
今日はこちらを作ります。
でも大丈夫。魚を最初から捌くとかしません。あとあんなにたくさんスパイスはご家庭にはないので、ご家庭アレンジしたものを作っていきます。
材料はこちら⬇️2人前
(下ごしらえ編)
白身魚(サメでもタラでも) 3切れ以上
塩 適当
酒 適当
卵 1個(白身だけ使う)
片栗粉 大さじ1
※白身魚高くて買えないよ!とか、冷蔵庫にないよ!という方は、豆腐でも可。絹ごし豆腐を厚めの魚の切り身大にしていただければOK。たぶん、麻婆豆腐より美味しいです。
(炒める編)
エリンギ 3つぐらい
白菜 好きなだけ
生キクラゲ あれば最高
水100ml前後
にんにく 3片
生姜 3センチぐらいの厚みに切ったものミジンに
豆板醤 大さじ2-3
醤油 大さじ1
豆鼓醤 小さじ2
水200ml
鶏ガラスープの素 大さじ1
(爆bao編)
鷹の爪 辛さ調節と見た目。好きなだけ
花椒 これが影の主役
油 大量
以上です。
一体なにができるの?ってかんじですが、実はこれは冷蔵庫の余ってるお野菜とかを入れちゃって大丈夫な有難いレシピです。
今回は白菜が余っていたのでいれちゃいます。白菜との相性バツグンですので、ぜひ試して頂きたいです。
とりあえずお料理開始。
まずは白身魚に美味しくなってもらいます。
美味しくなってもらうために、白身魚の水っけはキッチンタオルでとっておきましょう。あの水っけが魚の生臭さの原因です。
油を大さじ3杯、塩適当、酒ドバっと入れて、卵1個の白身だけを入れ、片栗粉大さじ1と魚をよく混ぜます。
こちらを10分ぐらいつけておきましょう。
つけている間に材料を切っていきます。
とりあえず1口大に切っておけば大丈夫です。
これから野菜とかを炒めていきます。魚の量が少ない方は、豆腐を足してもいいかもしれません。その場合にはこんなふうに作ります。
女子大生が作りそうにない理由がここ。
油の量ハンパない。中国料理はもうそういうもんですよ。
大丈夫。痩せたからといってモテるわけでもありません。体重1キロ減らす努力と可愛さとの間に相関関係はありません。
それよりも、高カロリーなものでも「カロリーヤバー!!!」て、言ってるくせに美味しそうに全部食べる子の方がモテますよ(個人的趣味)。
さて、白菜の芯の固い方から、この油で炒めていきます。
炒めましたら、もう1つ鍋を用意してもらいまして、その鍋に炒めたものを入れます!
そこに水100ml(葉物野菜入れなかったら150ml)と鶏ガラスープの素をいれて、豆腐とか入れたい冷蔵庫の中のものをいれて、蓋をして中火の弱いかんじで火にかけましょう。
洗い物増えるし、割とメンドイ。有意義な土曜日とかを過ごすのだったらこの料理オススメです。
充実感があります。
ここまで見た方は思うかもしれません。
あれ、トップのサムネイルの辛そうな感じが今のところ皆無なんですが、と。
ここからが四川料理です。🌶🌶´-
空いたもうひとつのフライパンに刻んだニンニク、生姜を油で弱火で炒めてください。
香りが出てきたなー、という頃に豆板醤と豆鼓醤を入れます。醤油は焦げるからまだ少しお待ちください。
お好みでこのタイミングで花椒を粒のまま入れていただいて大丈夫です。
そして焦げ付く前に、水200ml入れて中火の強火にして、ぐつぐつと沸騰してきたら、下ごしらえしていたあの魚を投入。
ここで触ると煮崩れるので、たまに様子見で縦に木べらでサッと混ぜる程度にしましょう。醤油を入れるのもこのタイミング。
これをもうひとつの鍋、先程白菜とか煮ていたところに投入して蓋をし、一緒に5分ぐらい煮ます。
ここで仕上げいきます。
アキラメシ史上最も忙しい料理です。でもこの労力に値するだけの味です。
もうひとつの鍋で煮終わったものを器に移しておきます。
最後にこの仕上げいきましょう。
油、鷹の爪、花椒をたっぷりの油で弱火にかけます。鷹の爪が焦げるともう全て台無しになるので、鷹の爪の色が少し変わってきたな、というぐらいで大丈夫です。
なぜかといいますと…
これをさっき器に移した料理の上にかけるのです!
ジュワー!!!!と、最後にはぜるこの工程を爆(bao)といいます。
もっとも達成感を感じる瞬間です。
やりきった!!!
出来上がりはこんな色ですが、そんなに辛くありません。そして不思議と油こくありません。
寒くなっていくこの時期にオススメの料理。
四川を代表する名物料理「水煮魚片」でした。
暇をモテ余した連休などにぜひ!
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