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長野に行く途中でお腹が空いちゃって食べた立ち食いそばの味再現【むちゃくちゃ美味・簡単】
今日は、表題にある通り長野に行く途中でお腹が空いちゃってうっかり食べた立ち食いそばが、むちゃくちゃ美味しいかんじ。そんな蕎麦を作りたいと思います。
ごくたまにある、むちゃくちゃ美味しい立ち食いそば屋の味。アレに挑みます。
さて材料はこちらドン⬇️
【再現そば 2人前】
蕎麦 200g
ごま油 大さじ2ぐらい?
鶏だんご 好きなだけ
ネギ 細いの1本
椎茸 2つ
塩 2つまみ
酒 100ml
出汁 700mlぐらい
醤油 50ml
みりん大さじ2
砂糖 大さじ1
以上です。
最近、鶏団子にハマっておりまして家に常備してあります。安いし出汁が出るし、今まで料理に積極的に使ってこなかったことに後悔を覚えるぐらいです。
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まず椎茸を切ります。ステムのところは出汁がでるので、刻んで使います。
家の料理は、「美味けりゃいい」のです。
ネギも1本斜め切りにします。
包丁を使う作業は以上です。楽です。
同時並行でダシをとる工程いきます。
鍋に水を750ml入れまして、ダシパックを2つ投入。沸騰して3分経ったらダシパックを取り出します。
ものすごい簡単。
ちなみに私が使っているのはこちら。
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さて、出汁をとっている間に別の工程を進めていきます。
フライパンにごま油をひいて、鶏団子、椎茸、ネギを入れて強めの弱火で炒めていきます。
ここで塩2つまみをパラパラーと入れることで、浸透圧とかなんかで椎茸やネギから水分が出やすくなるんですって、奥様。
弱火で火を入れて、旨味を引き出していきます。
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全体に焼き色がついてくてっとしてきたところで、酒100mlを入れます。
これをいいかんじに酒を飛ばすかんじで煮ていきましょう。この旨みがつまった煮汁が欲しいのです。
さて、出汁がもうとれたと思うので、出汁からダシパックを取りだして調味料をいれます。
醤油 50ml
みりん大さじ2
砂糖 大さじ1
です。
これを入れてひと煮立ちさせましょう。
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さて沸騰しましたら、先程の肉団子や汁などを全てこのダシ汁に入れます。ソイヤッ
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あとはもう蕎麦を茹でて、水洗いしてからこのツユの中に入れて温めれば出来上がりです。
それでは蕎麦を茹でていきましょう。
あれ、蕎麦の裏に何か書いてあるぞ。
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二八そばは、蕎麦の比率だという説があるんですがそちらを支持しているんですね。
ちなみに私は、価格説です。
二八は2×8=16なので、価格16文を表しているという説です。現代でいうと300円ちょっとぐらいですね。
私が二八は価格だろうと思っている理由は、江戸時代の当時の娯楽本とか江戸観光案内本なんかを見ていると色々な屋台が登場するんですが、二六うどん、とか、二六にうめん、とか二六の麺類が沢山でてきます。
二六だったら合わせて8にしかならないから、比率としてはおかしいですよね。
あとうどんにそば粉なに混ぜるの?混ぜませんよね。二六、これは12文という意味でしょう。
現代では二八そばは、そば粉の比率で使われていますが、江戸時代は価格の意味で使ってたんですよーという話。
あ、私、明治時代から始まる歴史研究所の研究員を副業?でやっております。大丈夫。
そこそこ信じてくれて大丈夫です。
さて、蕎麦が茹で上がりました。
流水で洗ってヌメリをとっていきましょう。
このヌメリがあると、もったりしてどうしても美味しくなくなってしまいます。
そしてツユを火にかけて、そこに冷やした蕎麦をいれて温めます。
これをするだけで格段に蕎麦はおいしくなります。
蕎麦が温まったら盛り付けてできあがり。
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ゴマ油の香りが田舎そばぽくて非常にいいです。ネギと椎茸の香りもダシに入って、とても美味しくなっています。
心は蕎麦どころの長野に行く前にうっかり食べてしまった八王子とか山梨らへんの立ち食いそばの味。
まだ長野じゃないじゃん。
でも非常に美味しくて悔しくなる。
そんな味です。