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無気力ワンパンカルボナーラ🍝【簡単・節約・時短・美味】

noteを読んでくれた友達からLINEが来ました。

アキラメシさん、アレ出さないんすか?カルボナーラの簡単なやつ

と。
ちなみに私のレパートリーの中で一番簡単なカルボナーラは、ペコリーノ・ロマーノとパルミジャーノ・レッジャーノを削って、卵黄を落として胡椒したところに、茹でたスパゲッティを入れて混ぜる!!というのが一番簡単なものです。
茹でて混ぜればいいだけ。
ただ問題は、ないよ、ペコリーノ・ロマーノなんて。どこに売ってるのよ。そもそも聞いたことないよ、そんなチーズ。あと、高くつきます。

そして簡単さ第2位のカルボナーラが今回のものです。
前回のキムチカルボナーラ、興味はあるんですけれど、🤔💭なんかめんどくさそう。難しそう…と、二の足を踏まれている方。そう、あなたのためのカルボナーラです。

今回のカルボナーラは、
休日に二度寝して12時半に起きちゃって、ご飯炊くのを待つのもオカズ作るのも面倒だし、カップ麺とか休日を台無しにした気分になるし、なんか簡単に作れるもんないかな…
やべー、冷蔵庫の中なんもないじゃん

こんな無気力な状態で美味しいものを作るというのがコンセプトです。
ワンパンで作っていきますよー!

材料ドン⬇️

パスタ 1人前
卵 1つ
ベーコン ニンニクと同量ぐらい
ニンニク 1個から好きなだけ
オリーブオイル 大さじ2
水 350cc
めんつゆ 大さじ1
こんぶ茶 ひとつまみ(ない方は大丈夫)
胡椒 粒のをミルできれば最高
粉チーズとピザチーズ ジャンクに寄せたい方は各大さじ1杯づつぐらい

お料理開始🍳🧑‍🍳🥣


早速余談なんですが、私、分量とかで「づつ」と表記します。わざと、づつ、と書いています。
歴史的仮名遣い、といわれる表記の仕方です。たとえば、「おはす」は古文で「おわす」って発音しますよね。
ハはワで発音するんだから、発音の方に合わせなさいと1946年に内閣告示で「現代仮名遣い」を使用するよう定められました。
でも文学作品とか読むと「づつ」なんですよ。
ひとつづつ、と、ひとつずつ、
どちらの方に情感がありますか?というと私は前者だと考えています。
そもそも言葉遣いの正しさって、政府が決めるものでしたっけ?と、いうので私は「づつ」と使っています。
ちなみに私の日記とかメモは、旧漢字に歴史的仮名遣ひです。

さて、そんな話をしていたらあら不思議。
ニンニクとベーコンがみじん切りになってます。

ベーコンはダシなので、細かくします

まずフライパンにオリーブオイルを大さじ2。焦げ付かせない自信のある方は、オリーブオイル大さじ1で大丈夫です。

フライパンを傾けてニンニクを加熱します。
目的は、ニンニクの香りを油に移すための憑依の儀式です。

わたしはガッツリさせたい気分だったので、ニンニク3個分に相当する大きさのニンニクを使っています

このニンニクは、弱火での加熱がポイントです。
じっくり旨味を油に出していきましょう。
なんかニンニクがいいかんじでオリーブオイル色に染まってくる瞬間があります。
黄緑のような金色のような色になってきましたら、ベーコン投入です。

弱火のままいきましょう

アキラメシの最初の頃を昨日読んだのですが、なんか作りにくい書き方だなあと思いました。
必要なタイミングとか、写真つきだと親切ですよね。
どれぐらい炒めるんですかーていうと、これぐらいになるまで炒めてください。

最初の頃よりシナーっとしてきたかんじです。
見比べてみると、若々しさがない。そんな老練なかんじのニンニクとベーコンになったら、水を350cc入れましょう。
入れて沸騰するまで強火にかけます🔥
もうこの間に、めんつゆ大さじ1と、こんぶ茶ひとつまみいれちゃいましょう。

よし、沸騰してきた!
そうしましたら、スパゲッティを入れます。

入らない!と、いう方に朗報。
このスープをおたまでかけていくと、しんなりしてフライパンに入るようになります。
え、洗い物増えるのヤダというそこの奥さん。
仕方ないなあ、グイグイ押してるとなんか入ります。
実際私は、柔らかくなってきたパスタのポジションめがけて、グイグイ押し込んでいく派です。
洗い物増やす気力あるんだったら、ワンパンでスパゲッティなんて作らないですよね。わかります。

さて、スパゲティがすべてフライパンに入ったら火力は中火の中に。
茹で時間は、規定の茹で時間にプラス1分30秒してください。

日本のスパゲッティだったら大体3分+1分半でしょうか。
時々、麺がくっつかないように、ちょいちょい様子見てあげてください。

ピピピピ
はい、茹で時間きました。
みなさんこの状態を見て(’ω’)わたし間違ってる?てなるかもしれません。

むっちゃ水分あるんだけど

これで正解です。
この状態になったら強火にかけて一気に水分を減らしていきます。
どこまで減らすんですかー?というと

こんなぐらいまで。
そうしましたら、一旦火を止めて、卵をこの中に1個割入れて…

激しく混ぜる!勢いよく混ぜる!

青春時代が一瞬であったように、卵を混ぜることができるのも一瞬です。
意味も考えず、その一瞬に生きるといいと思います。

このままでもいいんですが、魔改造アドバイス。
コッテリさせたいよ、という方は卵黄1個追加してください。
ピザチーズやパルメザンチーズ(粉チーズ)を入れる方は今がチャンス。あ、使う分だけ常温にしておいてくださいね。冷蔵庫から出した状態だとダマになってしまうので。
え、なんか難しそう…という方は、次回チーズ入れましょう!今回は卵の黄身追加オプションまでにしましょう。

一心不乱にまぜます。
フライパンと麺の余熱をつかって和えるかんじです。

器に盛って、上から黒胡椒をふんだんにかけます


カルボナーラは、卵のクリーミーなスパゲッティではなくて、胡椒がメインのスパゲッティです。
カルボナーラの語源はイタリア語のカルボネッリ。意味は炭です。
炭焼き職人が食べて頭とかから細かい炭がぼろぼろ落ちたかのように、黒胡椒がふんだんにかかっているスパゲッティがカルボナーラです。
胡椒の香りで食べるスパゲッティです。

これはうまボーノです。
余計なお世話ですが、食後はコーヒーと凄く合いますので、調理前にコーヒーメーカーのスイッチを押しておくことを強くすすめます。

ベトナムコーヒーで〆

今日もパクムシャペロリでした🙏

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