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ぶたい

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出演した舞台について文章を書きます。
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2024年10月の記事一覧

10月27日『春野たけの子祭り〜笑いの収穫祭〜』

松竹のピン芸人・春野たけの子主催のライヴにゲストとして呼ばれた。彼女は以前からよく我が店ライヴ喫茶 亀に来ており、今回の主催ライヴについても2ヶ月ほど前からずっと相談を受けていて、打ち合わせも重ねていた。生真面目な人だけど、どこか変テコな面白さのある芸人だから、舞台上では決して真面目にやらないでね、きみが一番楽しめるようにしましょう、と当日も念を押した。お客も沢山来て、楽しい催しとなった。舞台上の

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10月23日『黒子のススメ』

楽屋A主催、裏方や出演者が選ぶオススメ芸人たちによるネタライヴ。毎度お呼ばれするのはありがたい話だ。入り時間も出番前で良い、ということで、出番の30分前くらいに入る。既にライヴは中盤だった。舞台袖で着替えていると、相方が小声で、被ってるからネタ変えよ、と言う。これはつまり、今まさに舞台上でとある出演者が演っているネタと我々が用意していたネタのテーマが被っている、ということ。寄席では時折見られる光景

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10月20日『MC敦也〜季節はずれの甲子園!!〜』

Bar舞台袖で行われた、「敦也」と名乗る芸歴2年目の40歳女性芸人とのツーマンライヴ。色々と謎が多い芸人で、紆余曲折の人生を聞くと、コントも一味違って見える。それにしても、初めての主催ライヴである。多分相当緊張していた。詳しい感想は控えておきます。見に来た人たちだけで共有した18禁なひみつの時間もあった。

ライヴでもセックスでも、何をするにしても、初めてというのは大変で、緊張するし、不安だし、本

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10月19日『ナイトオブコメディー』

毎月恒例主催ライヴ。今回はクリスタル大坪さんが体調不良で休演したが、オープニングで電話したら元気そうで、ちゃんと面白くて、良かった。いつもより少ない組数だったけど、ネタは皆面白かったし、企画では私考案の「かぼちゃゲーム」をした。こんなことをずっとしながら、阿呆みたいに遊んで暮らしたい。

終演後は、明日の主催者が来て、打ち合わせをした。私はようやく明日のライヴのことを聞かされた。彼女はまだ舞台数も

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10月18日(金)『ヤングのきまぐれベストフレンド』

月に一度、ヤングのお喋り&新ネタライヴ。当日の気分で、きまぐれに来てくれた人たちに感謝です。今日話したのは…、M-1でのクリスタルさんの話、東京の村橋くんの話、ごめんなさいおばさんの話、神戸の夜の話、沖縄のようじ教の話、しまむらの話、って感じ。次回は11月10日(日)19:30〜です!

終わってから、ひとつ言い忘れた話を思い出した。言い忘れたというか、相方に聞き忘れたことがある。

明後日(日)

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10月11日『大本営八俵×三浦マイルド二人会』

久しぶりの神戸、喜楽館へ。大本営八俵こと居島一平さんと、三浦マイルドさんの二人会にゲストとして出演。いつもとは一味違う客層だけれど、自分たちの漫才を楽しく演れた。居島さんとは二年前にこの喜楽館で初めて出会った。三浦マイルドさんが推薦してくれたのだ。マイルドさんはいつも後輩思いの方である。自分のことよりも後輩たちを優先するような、懐の深い人。居島さんとはそれ以降、何度かお呼ばれしたり、こちらもお誘い

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10月10日『M-1グランプリ二回戦』

クリスタル大坪さんと我々ヤングのユニットトリオ「最後のカラス」がM-1の二回戦に出場。森ノ宮漫才劇場で楽しく漫才演れて、いったか…?とも思ったが、結果は不合格だった。

とにかく面白い漫才、というルールには従っていたつもりだが、おそらく漫才という概念ではズルい笑いの取り方が多かったのだろう。こちらとしては出来るだけ「漫才」にしたつもりだったが。久しぶりのM-1という戦いの場で、緊張したけど楽しかっ

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10月5日『ヤバメンツオブザトーキョー』

小雨降る下北沢で、村橋ステム主催『ヤバメンツオブザトーキョー』。年に一度のお祭り騒ぎみたいなライヴ。昨日に続いて客席は満員御礼だった。色んな出演者がいたけれど、やっぱり久しぶりに見たクラッシャー・マサキの、異臭漂う汚泥の底の輝きみたいな、どうしようもない面白さが好きで、『ヤバメンツ』というライヴの在り方を改めて感じられて良かった。村橋くんはエンディングで、来年上京します、と発表。あかんかったらすぐ

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10月4日『ヤングが知らない東京芸人 ~水先案内人は街裏ぴんく~』

東京、新宿で行われたライヴ。アークというイベント団体が主催で、我々をメインに据えてくれたこのライヴも3回目。客席は満員御礼で、ありがたいことです。出演者は、東京のライヴシーンで人気のある、実力派揃い。毎回とても良い刺激になるし、舞台袖で見るのも楽しい。

久しぶりに九条ジョーに会えたのが嬉しかった。厄介な奴と思われがちだが、で、実際色々と不安定なヤバい奴なのだろうけど、とにかく笑いにストイックな男

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審査員してきた

楽屋Aのバトルライヴ『楽屋Bバトル』で審査員をしてきた。このライヴは、"Bメンバー"の出演者がネタをして、観客票+審査員票で戦うというもの。11組出演するのだが、観客は面白かった3組に○をつけて、それが票となる。審査員は30票持っていて、それを自由に振り分けられる。プラス配信で見ている人の票?も合算されて、合計票で順位が決められる。

普段は作家やテレビ局ラジオ局のプロデューサーなど、裏方が審査員

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