ヤング嶋仲
出演した舞台について文章を書きます。
日々のことについて文章を書きます。
見た夢について文章を書きます。
こんにちは。 漫才師です。 ヤング嶋仲です。 ◎ライヴのご予約・お問い合わせ・ヤングへの舞台オファーなどは、メール foolsyoung@gmail.com までどうぞ。 ◎noteの感想や私への言葉も、メールでどうぞ。 ◎私がやっている店です。 ライヴ喫茶 亀 (大阪市中央区玉造1−3−13) ホームページ Twitter ◎ヤングの漫才CD、その他グッズが買えます。 物亀-BUTSUKAME- ◎140字の流れゆく言葉。 ヤング嶋仲Twitte
北加賀屋・千鳥文化で『ん』。昼から消しゴムハンコの展示もやりつつ、夜にライヴ。私も色々と手伝いをした。昼の展示中は暇かなと思ったのでギターを持って行き、展示の間に一曲作って静かに披露した。「ん」という歌だ。 ライヴは、吹き抜け2階の廊下を舞台として、1階のお客は空を見上げる形。映像演出などもあり、実験的な空間となった。企画は釣り大会。お客が持った「ん」を皆で釣り上げる。ライヴ全体として、出演者が皆いい感じの見せ場があって、面白かった。ボーカルの前口上、W刑事の浪速のロミオと
舞台に立つ人は普段からサービス精神が豊かな人が多くて、凄いなと思う。自分も勿論、舞台上ではサービス精神は山盛りであるし、出来るだけお客を楽しませたいと常に思っている。でもライヴが終演して舞台を降りたらもう全部どうでも良くなるタイプ、ただの一人の人間になるので、常にサービス精神がある人を見ると、尊敬こそしないが、凄いなと思う。芸人なんぞ特に犬みたいな奴ばかりで、舞台を降りてからも、お客さんを相手に、ありがとうございます!とか言ってペコペコ、ニコニコしたり、ちょっとジョークとか交
西天満のゆとりちゃんという店で、『いぬいぬ寄席』。ゆとりちゃんはバーなのだが、昼間は間借りで「ザ・モチベーションショップ」というカレー屋もやっている。今日のライヴはチケットにワンドリンク・ワンカツカレー付きというもので、店内はカレーの美味しそうな匂いが堪らんくらいに漂っていた。 主催の方と色々な打ち合わせを経て、当日を迎えた。ライヴタイトルはどうしますか?って聞いたら、犬好きなんで「いぬいぬ寄席」はどうでしょうか…、と提案されて、それからは主催犬と面白いアイデアを出し合った
季節も変わって随分過ごしやすい気候になったから午後のお散歩、息を吸えば気持ちがよろしい、これくらいの感じで陽も風もずっとそばにいて欲しいな。 良い文章を書くには孤独に狂わなければならない、という。けれども私はのんべんだらりと鼻たれお散歩してる。そんなことでは良い文章など書けるわけもなく、秋のお散歩は気持ち良い…、なんてわざわざ書くあたり、暮らしはとりあえず落ち着いている様子。じゃあ毎日ベリーハッピーなのかといわれたら、やっぱりどこか虚しい、空しい、むなむなしい。その理由はき
北海道の漫才師・高速ぷりんとの企画ライヴ。大阪の舞台に立つのは初めてだという。今年知り合った芸人なのだが、その経緯はこちらを見てください。 で、次は大阪で一緒にライヴしよう、となって約束を果たした。高速ぷりんに大阪で共演したい芸人をリストアップしてもらい、その中から二組、こちらが高速ぷりんに会わせたい芸人を二組、呼んだ。 高速ぷりんの漫才は、構成をしっかりと組み立てたしゃべくりで、勢いがあった。「私の彼は世界地図」はカセカチー・タイゾーが組んでいる漫才コンビで、見るのは初
今度、北加賀屋の千鳥文化という場所で『ん』というライヴをする。主催は消しゴムハンコ作家の田口さんで、私が「ライヴしましょう、あなた主催で」と、そそのかしたこともあり、共同主催のような形でもある。田口さんは、我が店ライヴ喫茶 亀のお客さんなのだが、一度消しゴムハンコ展をしてもらった。大盛況で幕を閉じた。毎日何かしら彫っていて、喫茶に来ても、ちょっと彫らせて、と言ってゴム板と彫刻刀を取り出すような人である。最近ではゴム板を何枚も組み合わせて大型の作品も作っている。 ふたりで色々
月一定例ヤングのトークライヴ。今日話したのは…、東洋医学の話、敦也の話、海宝寺の話、芸人飲み会の話、刑務所の話、来月の話、って感じやったかな。刑務所には一度くらい入ってみたい気もするが、犯罪はしたくない。体験入所みたいなことはやってないのかな。 次回は12月20日(金)20:00〜です! さて…。最近、このnoteも舞台の感想ばかりで、ひょっとしたらつまらないと思っている人もいるかもしれない。実は、下書きで20個ほど文章は溜まっているのだけれど、見返すと、どうも陰鬱な吹き
難波のライヴハウス、メレからのお誘いで出演。いやあ、バンド喫茶良いっすねえ、シマナカさんの作る曲がやっぱ良いです、って前も褒めてくれたし、こうして誘ってもらえるのは嬉しい。こないだ手に入れた赤のパンタロンを履いたらかなりのローライズ具合で、半ケツになりながら演奏した。「電光石火」という新曲を作って皆にデモを送ってはいたが、四人で一度も練習することなく本番を迎えた。持ち時間は30分なのだが、なるべく沢山の歌を演ろうと思って、間のMCなどは排除して、計8曲。はっきり言って演奏はぐ
味園ビルは年内でテナント営業終了する。そのひとつである「紅鶴」で定期的に行われている村橋ステム主催の「ヤバメンツオブザピーポー」は、始まってから今年で10年を迎える。過去に色んな芸人が出演していて、年に一度の東京開催も毎回の如く大盛り上がり、当初は「ヤバい芸人たちがヤバいことする」って感じの過激な雰囲気だったが、10年も経つと、柔らかさも味わいとなり、ただ根底には村橋くんの考える阿呆さとしょうもなさが常に転がっている、そのようなライヴだった。来月、12月27日の公演で最終回を
京都にある海宝寺という立派なお寺でツーデイズのイベント『坐』『堂』だった。音楽、漫才、フリースタイルラップ、怪談、AV…、様々な文化が織りなすサイケデリックな祭典。ライヴペイントやフード屋台、ブッダマシーン販売もあり、大いに盛り上がった2日間。我々は総合MCをやった。イベント主催の住職が思う純粋な「面白いこと」を濃密に詰め込んだような、ここでしか出来ない催しである。 初日は大雨土砂降りの中、車で向かう。『坐』ではナイトオブコメディーをやり、座りっぱなしのライヴ。皆で座禅体験
楽屋Aにて、ユニットバトルライヴのMC。「フレクルズ」というのはイベント制作団体の名前、スタッフの方々が真摯に取り組んでいるライヴだから、それに応えたいといつも思う。良い感じに盛り上がっていた。 アオイサカナ松坂くんに誘われて、ボニーボニーとくのしんと三人で居酒屋へ行きませんか?と。じゃあ、って、カセカチー・タイゾーも誘って四人で飲む。だらだらしてたら遅くなり、終電も当たり前に無くなる。松坂くんととくのしんは自転車で帰り、電車組の私とカセカチーは夜の街をしばらく歩いたが、私
松竹のピン芸人・春野たけの子主催のライヴにゲストとして呼ばれた。彼女は以前からよく我が店ライヴ喫茶 亀に来ており、今回の主催ライヴについても2ヶ月ほど前からずっと相談を受けていて、打ち合わせも重ねていた。生真面目な人だけど、どこか変テコな面白さのある芸人だから、舞台上では決して真面目にやらないでね、きみが一番楽しめるようにしましょう、と当日も念を押した。お客も沢山来て、楽しい催しとなった。舞台上の演者たちが素直に楽しめば、観客も自然と楽しめる。祭り!と銘打つのなら、そうした空
昔からのお客さんで、遠くに住んでる人がいる。今は舞台に来ることも無くて、もう長い間会っていない。別に仲が良いわけでもなく、そもそも大して話したことも無い、名前と顔を知っているという程度の人なのだが、ただ時折、といっても本当に年に一度かそれくらいの頻度で、手紙と自作の冊子を送ってくれる。勝手な印象は、何となく退屈そうな暮らしっぷりで、溜め息混じりに日々をぐるぐるしている様子。冊子は完全な手作りで、最近あったことや今好きなもの、思ってることなどを自筆の文章で書いた紙、それはお世辞
楽屋A主催、裏方や出演者が選ぶオススメ芸人たちによるネタライヴ。毎度お呼ばれするのはありがたい話だ。入り時間も出番前で良い、ということで、出番の30分前くらいに入る。既にライヴは中盤だった。舞台袖で着替えていると、相方が小声で、被ってるからネタ変えよ、と言う。これはつまり、今まさに舞台上でとある出演者が演っているネタと我々が用意していたネタのテーマが被っている、ということ。寄席では時折見られる光景だ。お客からすればさほど気にならないレベルのお題被りであったが、まあ仕方無い、と
Bar舞台袖で行われた、「敦也」と名乗る芸歴2年目の40歳女性芸人とのツーマンライヴ。色々と謎が多い芸人で、紆余曲折の人生を聞くと、コントも一味違って見える。それにしても、初めての主催ライヴである。多分相当緊張していた。詳しい感想は控えておきます。見に来た人たちだけで共有した18禁なひみつの時間もあった。 ライヴでもセックスでも、何をするにしても、初めてというのは大変で、緊張するし、不安だし、本番ではイメージ通りに上手くいかず、色々とミスったり、絶妙なところで萎えてしまった