\一歩踏み出すならnoteをやれ!/noteのこれまでもこれからもすごかった!【8周年事業発表会レポート】
こんにちは。イラストレーターの島田あやです。
今日はなんと!noteの事業発表会に参加してきました!
これまではメディアのみに向けた記者発表会だったところを、今年はnoteクリエイターも公認レポーターとして招待いただけるとのこと。
いつもnoteには本当にお世話になっているし、そんな貴重な場はぜひ参加してみたいと応募したところ、ありがたいことに当選!今日にいたります。
というわけで、本日12時から開催された事業発表会の、できたてほやほや長文レポートです!
noteが切り拓く、クリエイターエコノミーの世界
今日の発表会の最大の軸は「クリエイターエコノミー」という言葉。個人のクリエイターがインターネットを通じて収入を得られる経済の仕組みを、noteはどう作っていくか、という話です。
発表会冒頭には、noteCEOの加藤さんからnoteのミッションが紹介されます。それがこれ。
noteユーザーなら至極納得のミッションです。
noteだから始められた。
noteだから見つけてもらえた。
そういう人は絶対多いはず。私もそのひとりです。
このミッションを実現するために、noteは何をしてきたか。これから何をしていくか。というのが、今日の発表会の内容でした。
続けるために必要なこと
加藤さんからは、これまでのnote記事につけられた「スキ」(ハート)の数も発表されました。それがこちら。
億!ひょ~~!!
この数字について、加藤さんの説明がこちら。
これ、とても納得です。
「スキ」を伝えてくれる人がいるから、新しい創作が生まれる。多くのクリエイターが、この循環の中で生きている/生きたいと思っているはず。
「スキをつけて好意を伝える人もクリエイター」の言葉にも納得。スポーツ選手が「応援の声や歓声があるから頑張れる」というあの気持ち、本当によくわかります。
ちなみに。noteはログインをしなくても「スキ」をつけることが可能です。これすごいなと思います。他のSNSでは、少なくとも私はそんな仕様を見たことがありません。この機能はきっと、「創作と好意の循環」を回すためのひとつなんだろうなと思っています。
なお、noteにログインできる人=IDを持っている人は現在500万人いるそうで、これは前年比30%増だそう。30%!
読むだけ、スキをするだけならIDはなくてもできますが、
IDがあれば、
・記事投稿ができる
・記事購入ができる
・コメントがつけられる(さらにスキが伝えられる!)
・金銭的なサポートができる(もっとスキが伝えられる!)
など、noteの「創作と好意の循環」をさらに楽しめるようになります。
私はもう、全国民がnoteを始めたらいいと思っています。
もうひとつあるんだ。続けるために必要なこと。
この図にもうひとつ、循環させたいものがあります。そう。それは
お金・・・!!
「お金なんてなくたって、私は描ける(書ける)だけで幸せっ!」
なんて、やっぱり言えないのです。
それは別に、「創作でガッポガッポ儲けたいぜ~~!」みたいな話ではなく。活動を続けられるだけのお金が、創作にはどうしても必要です。
例えば道具代。参考資料代。スキルアップ費用。クリエイティブを生活の軸にしたいと考えるなら、生活費だってもちろん必要。
そんな、クリエイターのエコノミー(経済)の仕組みを整えよう!
もっとよくしよう!と頑張ってくれているのがnoteです。
クリエイターエコノミーのために、noteがしていること
今日の発表会では、クリエイターエコノミーを軸にしたたくさんの発表、事例紹介がありました。
項目を挙げるとこんな感じ。
1)チャンスをつくる
noteで誰もがクリエイターになる。
仕事や就職につながったり、書籍などメディア化が実現することも!
マンガ好き(ジャンプ好き)の私としては、『左ききのエレン』の例はとても印象的です。そして、noteをきっかけに本を出しました!という話、最近とてもよく聞きます。noteには、チャンスがある。これ間違いない!
2)インフラを整える
クリエイターが創作しやすい環境をつくる。
勉強会開催や新エディターのリリースなど。
と仰っていたけど、これはもう本当に幅広いと思います。noteのシステムって本当に使いやすいです。
ふりがながふれるとか、CANVAでアイキャッチ画像が作れるとか(これやったことありますか?ダウンロードいらずで設定できるの、すごくないですか!?)、かゆいところまで手が届きすぎだろ~~!と思っています。
機械的なシステムも、イベントなどの設定も、全てがユーザーのために設計されていることが本当によくわかる。正直他のブログサービスとは比になりません。note、大好きです。
3)ビジネスを広げる:法人のためのnote
note proの導入件数、なんと12,000件を超えたそうです。すごい!
企業のnoteって、公式ウェブサイトに比べて「人の温度」を感じる気がしてつい読んじゃうんですよね。。正直、企業のイメージアップにすごく影響を与えていると思います。
そして、出版社が企業のオウンドメディアをつくる「note Brand Story」というサービスが始まったそうです。
ほほー。
現在は文藝春秋のCREAとNumberによるサービスが、今年6月には講談社・光文社のメディアによるサービスがリリースされる予定だそう。法人向けは私に直接は関係ないけど、どんな感じになるのか動向はチェックしようと思いました。
4)収入を得られる:数字で見るクリエイターサクセス
ここでは、正直「え!そんなに!?」という数字がたくさん出てきました。スライドを見ていただくのが一番びっくりしていただけると思うので、スクショ貼っちゃいます。
noteすごくない!?!?!?
ここまでは、各部門の担当者のからの発表でした。
とっても聞きやすい発表でした。あと、たまたまかもしれないけど、発表者はみなさん女性で、かわいくて、きれいにしていて、私も見習おうと思いました。刺激をありがとう…!(自宅勤務引きこもりの余談)
\注目!/クリエイターエコノミーのために、noteがしていくこと。
ここからはCEO加藤さんとCXO深津貴之さん。
新サービスがたくさん待機しているようです・・・!
1)新機能:noteメンバーシップ
\だだーん!/
月額制サービス~~!!
創り手がnoteに課金する…ではなく、読み手が創り手に月額を支払うサービスです。有料会員限定配信!みたいなことができるようになります。
というと、noteのあのサービスやこのサービスを思い出しますよね。
どうやらすみわけとしてはこんな感じのようです。
●月額マガジン
長い文章やマンガの発信が得意な人向け。
また、そういうものを定期的に発信する人向け。
●サークル
掲示板のような、ファンとのコミュニケーションを楽しめる場。
●\New!/noteメンバーシップ
サークルに、通常のnote投稿と同じ形の投稿もできるイメージ。
=有料会員限定記事が投稿できて、掲示板機能もある。
長文記事を書くのが苦手な人でも、音楽、写真、イラストデータなどの発信で、月額サービスを持つことができるようになる。
※手数料のこと
「売上金額から事務手数料を引いた金額からプラットフォーム利用料10%を差し引いた額がクリエイターのもとに入る」とのことで、有料記事などと同じ仕組みのようです。<参考>
「いまサークルを持っている人は自動的にnoteメンバーシップに移行することになる…はず」と質疑応答で仰っていましたが、はっきりとはわかりませんでした。続報を待ちましょう!リリースは今年の夏予定だそうです。
もっと知りたい、最新情報を漏れなくキャッチしたい方はこのページをチェック&登録推奨!私も何かできないか考えながら、ひとまず登録しました。
2)noteクリエイター・サポートプログラム
noteがクリエイターの活動を資金援助や場所・機材などのリソースで支援してくれるそうです。審査があるそうで、詳細は今後発表されるようです。
「金銭的な理由で挫折するのはもったいない」と深津さんが仰っていました。ほんとそれ!です。才能は金銭的な理由ではつぶれないでほしい。その考えを行動で示してくれるnote、さすがです。好き。
私もnoteで世界が広がったひとり。
今でこそ、イラストレーターを名乗りながら執筆したりしている私ですが、5年前、noteを始めた頃は「書くことない」「でも何か発信してみたい」と悶々としていました。
でもそこを乗り越えて発信してみたら、世界が一気に広がりました。
私の場合は、こんなことがあったのです。
「noteで収入を得る」って、サポートや有料記事販売だけでもない。
そこにはいろいろな可能性がありました。私は胸を張ってそう言えます。
「ここで発信してみたい」と思わせてくれたのも、「自信をもって発信できるものはないけど、ひとまず発信してみちゃえ!」と最初に背中を押してくれたのも、いま思えばnoteでした。
noteがなければ今の私はなかったかもしれません。
って、なんだか話が壮大になってしまいましたが、
「一歩踏み出したい」
そう思う人は、noteを始めてみたらいいと思います。
きっと何かあたらしい世界が広がるはず!
いただいたサポートでもっともっと絵を描きます。本を読みます。サポートありがとうございます!