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お金を受け取るのが苦手だった私が、いま考えていること

「あなたにとってお金とは?」という問いを聞くことがしばしばあります。

人それぞれの答えがあると思いますが、私にとっては「しあわせになるためのツール」でした。そうだったのですが、昨年1年をかけて考え方に変化がありました。文章とマンガでまとめます。


貯めた300万円を使い切った話

大学を卒業し、私は上場しているシステム開発会社にSE(システムエンジニア)として入社しました。ありがたいことに福利厚生やボーナスが充実し社宅もある会社だったので、3年で300万円貯まりました。

その後退職し、憧れだった野外教育業界で足かけ2年仕事をしました。

その2年で300万円を使い切りました。
(養成プログラムへの参加費、無職期間も含む)

正確には300万円を使い果たしてもいいことにしていて、300万円がなくなるころに身の振り方を改めて考えることにしていました。

この決意、賛否両論あると思いますが、わたしは本当に価値あるお金の使い方だったと思っています。

あの2年があったから、憧れ「だけ」では生きていけないことを知ったし、その上で好きなことで生きていく方法を考えられるようになりました。

それが巡り巡って、好きだった絵を描くことを武器に、自分の仕事ができています。そして、いまが人生で一番たのしいって胸を張って言える。

こんな毎日を送れているのはあの300万円のおかげです。この経験を経て、私にとってお金は「しあわせになるためのツール」になりました。

(ひとりごと)
システム開発の仕事はとても興味深く、クライアントから希望を聞き、仕様を考えて開発・納品するという流れはイラストレーターの仕事にも活きています。
当時、あんなにしっかり育ててくださったにも関わらず快く送り出してくれた上司には頭が上がりません。いつか仕事で恩返ししたいと思っています。

その結果、さらにお金について考える

300万円を使い切ったあと、私は金融教育の仕事に就きました。
平たく言うと、お金との付き合い方や投資を学ぶ場を提供する仕事。

自分もお金について考える時間を得られる上、少人数企業だったため経営を比較的近くで感じられることも魅力。知識、経験、考え方、たくさんのものを得ることができました。

現在は「好きなこと」であるイラストの仕事をフリーでしていますが、ここまでに得たものはすべて活きているし、お金に対する興味はずっと継続しています。むしろどんどん加速しているくらい。

前振りが長くなりましたが、「お金を受け取るのが苦手だった私がいま考えていること」はここからです。ここまでの経験も踏まえつつ、この1年でさらに変化がありました。マンガにまとめてみたのでご笑覧ください。

お金を受け取るのが苦手だった私がいま考えていること

お金は「みんなでしあわせになれる」ツール

これまでは、お金は自分がしあわせになるためのツールだと思っていました。

でも今は、みんながお金とうまく付き合えば、みんなでしあわせになれる気がしています。特に、お金をたくさん持っている人がこの循環のより上流から参加すれば、より早く循環が回るようになるはず。

私は自分だけでなくみんなでハッピーになりたいです。
だから私はお金をたくさん稼ぎたい。

お金を受け取るのが苦手だった私ですが、初めて前向きに「お金を得たい」と思えるようになりました。そう思ったら、仕事がさらにたのしくなりました。

また、つみたてNISAを始める際には、「みんなでハッピーになる」をキーワードに、世の中をよくしてくれそうな企業を集めた投資信託を選びました。私のお金がそういう会社の活動資金に少しでもなって、世の中がよくなり、私のお財布もあたたかくなったらいいなと思っています。私の資産も投資先の企業も、将来どうなっているのかたのしみです!

お金って諸刃の剣。
人をしあわせにすることも不幸にすることもできます。

お金の力であってもそうでなくても、自分も他者もしあわせにできる人が増えますように。そして、みんなでハッピーな世界を実現できますように。
私もまだまだこれから。仕事と投資でお金増やすぞ!がんばります!

◆みんなでハッピーになるために、エシカル始めました。(2022/2/6追記)

昨年から始めた取り組みや学びを少しずつシェアしていきます。
第一弾はこちら▼


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島田 あや | イラスト/Canva公式クリエイター
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