ICLの手術を受けた話
皆様、お久しぶりです。
はい、4年ぶりの投稿となります、
しましましまじろうです。笑
こんなにもブランクが空いたのに
私がnoteを書きたいと思ったのは、
今回、本当に勇気を出して…！！！
タイトルにもある
「ICL」手術を受け、暮らしが劇的に変わったからです。
「もっと早くしておけば良かった」
これに尽きます。
何故受けたのか、レーシックとの違い、
手術レポ、メリットデメリット等をまとめていきたいと思います。
ちょっと気になってたって人のお役に立てれば嬉しいですm(_ _)m
ICLとは？
そもそもICLって何やねん？って思う方が多いかと思います。私も友達からICLを教えてもらうまでは、レーシックしか知りませんでした。
ICLは、眼内に小さなレンズを入れることで、近視や遠視、乱視を治療する手術のこと。眼内コンタクトレンズとも呼ばれています。
点眼麻酔後、角膜を数ミリ切開し、眼内レンズを眼の中に挿入して水晶体と虹彩の間に固定する方法で、長期的に安定した視力の維持が可能と言われています。
もし、白内障等になった場合は、
レンズを取り出して手術する事が可能。
（ここが大きなポイント！！）
適応条件
ICL治療には年齢制限があり、18歳未満の未成年は手術を受けることができません。
（若過ぎると近視が進む可能性がある為）
高齢による年齢制限はありませんが、老眼が始まる45歳くらいまでが目安と書いてあるサイトが多かったです。
また他にも、近視の度数や屈折度数など、
色々と検査を行なってみないと自分に適応しているかどうかは分からないので、気になる方は、先ずはカウンセリング検査からがオススメです。
レーシックとの違い
レーシックは、角膜をレーザーで直接変化させ形状を調整することによって視力を回復する手術。ICLと違い、元に戻すことは出来ません。費用は20万くらいでICLに比べると安価。
ICLのメリット、デメリット
メリット
●角膜を削らなくても良い
●角膜が薄い人や強度の近視でも可能
●裸眼で生活できる
●万が一の場合は、抽出が可能！
●手術は片目15分くらいずつで日帰り手術
デメリット
●レンズが海外から取寄の場合は、手術までに時間がかかる
●費用がレーシックの2〜3倍、40〜60万くらい。レンズや内容によってはさらに上がる。私の場合は乱視なので高くなり、55万でした。
向いてる人、向いてない人
向いている人
●角膜が薄い、削るのに抵抗がある人
●乱視や近視の度数がきつい人
向いていない人
●メガネやコンタクトで満足な人
私がICLをした理由
私がICLをした理由は、色々ありますが、
●また取り出して白内障等の手術が出来る
●コンタクト買い続けるより手術の方が安い
●検査したら角膜が薄かった
●メガネを長くかけると耳の後ろが痛くなる
●つける作業、取る作業が毎日面倒！
●起きてすぐボヤッとした世界なのが不快
●災害が起きても、眼鏡やコンタクト探さずすぐ逃げられる
(避難生活を想定して眼鏡ずっとだと苦痛が増す、コンタクトの替えが無くなる、被害が酷いとすぐには手に入らない等)
●分割払いが可能
●老眼になれば、老眼のレンズにする手術か老眼鏡でどうにかなる
（手術はあまりしたくないから手元見る時だけ老眼鏡かな）
です。
今は快適な裸眼生活になって
圧倒的にコスパが良いです。
日々が充実します！
※分割払いが可能かどうかは病院によると思うので、よくお調べください。
私が受けた品川近視クリニックは可能でした。
また、noteやインスタ等でキーワード検索すれば、手術した人の体験談やメリットデメリットが沢山出て来た事も後押しとなりました。やはり、目の手術は怖いので、、、
リアルな話が聞けないと踏み切れませんでした。興味が少しでもある人は、自分が納得いくまで調べまくることをオススメします。
大事な目なので、
簡単には決めず慎重に！！
私にとっては、人生初の手術なので、
本当に一大決心でした。
手術レポ
術前、当日、術後、
それぞれの注意点や感じたことを。
術前
まずは大事な病院決め。
これは近いとかじゃなく、安心出来る実績が無いと受けようと思えませんよね。
ICLやってる所はまだそんなに多く無いので、その中でも症例数の多いところを検索。
口コミも良いところを探し、アクセスも程良い所が、私には「品川近視クリニック」でした！（有楽町駅から徒歩1分！）
近視に特化しているだけあり、受付も多いし、待合室も広く、検査の機械や視力検査のボードも多いです。よくある健診センターみたいな感じ。
※完全予約制なので、フラッと行く事は出来ません。
適応検査
適応検査をして、視力以外にも眼の厚さや眼圧等詳しく調べて適応する判断をしてからでないと予約は出来ません。この時に、費用や手術方法についても優しく丁寧に説明があるので、やっぱり辞めておくという事も勿論出来ます。検査には4時間かかりました。
時間の覚悟は必要です。
前受金として、私は19万をこの日に払いました。
コンタクトの使用が適応検査の1週間くらい前から禁止なのも、要注意です。
久々の眼鏡で生活で、私には苦痛でした、、、
が、ちょっとの間だけだし、
終われば快適な生活が待っていると思うと頑張れました。
目薬
感染症予防のため、手術の3日前の朝から手術当日まで抗菌薬が処方されます。
1日5回（起床時、朝、昼、晩、就寝前）というのが地味に面倒でしたが、大事な目のため頑張りました。
コンタクトは手術前日まで使用オッケー！
手術当日
来院の1.5時間前から絶食。
手術室が肌寒いので、カーディガンがあると良いです。私は注意事項に羽織をお持ちくださいとあったのに、すっかり忘れて風邪ひきました。笑 フードがあるものはNGなので、ご注意ください。
女性は化粧NGなのも、ご注意を。
日焼け止めもダメです。泣
手術は両目15分ずつくらい。
その前に麻酔の点眼を間隔を空けてやるので、術前に時間がかかります。
もちろん手術中も麻酔点眼は追加されます。
それより何より驚いたのは、
麻酔して痛みはあまり無いものの
手術中に目を見開いておかないといけない事でした。
寝てたら良いのかなと勝手に思ってましたが、瞳がちゃんと開いて固定されて無いと出来ないですよね。苦笑
歯医者で頑張って口を開いておくのと同じようなもんです。笑
なので、されてる様子はバッチリ見えてて不思議な感じでした。怖いのと、寒いのとで、すごく緊張したので疲れたのもあって、風邪ひいたんじゃないかなと思います。笑
皆さん、本当に羽織は要りますよ！！！
術後
術後はとにかく目を保護するために、細かな注意事項がたくさんあります。
日中は保護メガネをし、就寝時は透明な眼帯をテープで取り付けて、寝ている間に目をこすったりしないように保護。
目薬は、当日は上記の3種類を1時間おきに！
当日は目薬だけで一日が終わりました。笑
とにかくケア！！
翌日以降は、1日5回に変わります。
1週間検診で大丈夫であれば、1ヶ月後までは1日4回の点眼。
検診は、翌日・1週間後・1ヶ月後・6ヶ月後・1年後・以降1年毎に行われます。
目の手術は怖かったので、たくさん検診あると聞いて、安心感は増しました。
その他にも色々細かな注意事項があるので、生活にどんな影響があるのか、仕事は休まないといけないのか等をよく考えてから手術スケジュールを組まないといけません。
私は体力仕事なので、1週間は仕事が出来ないのと化粧もダメなのを考慮し、GWに被せて休みも使いました。同じような人が多いからか病院は混んでいたので、早目に手術日の予約を確保するのをオススメします。
（在宅ワークの人が羨ましくなった）
入浴にも制限があります。
GWはもう暑い季節でしたが、ドライシャンプーや美容院のシャンプーも取り入れつつ、凌ぎました。
合併症と呼ばれるハローグロア現象は、私にもありました。光が眩しく見えて、輪っかが大きく見える現象。これは段々慣れてきます。あと、1週間後くらいまでは手元の文字が見えにくかったです。携帯の文字がもやっとした時は老眼が早まったかと焦りましたが、まだ目が慣れていないだけで、次第にクリアに見えるようになりました。
とまぁ、なんやかんや面倒な事はありましたが、過ぎてみれば何だっけ？くらいに快適になりますし、白内障の手術の人が頭洗えないのよって言っていたのが理解出来るようになりました。
今じゃ起きてすぐ視界がクリア！
面倒なコンタクト入れる作業が無くなりましたし、買い替えの手間も無くなりました！
旅行だって楽に！！
寝落ちしても慌てない。笑
気になる人はカウンセリングから
ここまで読んで、やりたい気になる、もっと知りたいって人は、先ずは専門病院でのカウンセリングと適応検査する事からオススメします。
品川近視クリニックで受けようかなという人には、紹介クーポンがあるので、欲しい場合はご連絡ください。
※紹介クーポンの期限が2024年10月31日までなので、それまでにお願いします。
視力回復したら、運転免許の「眼鏡等」の解除が必要
車の運転免許証を持ってる方は、裸眼での視力が回復すると「眼鏡等」の解除が必要になります。これは見落としがちな視点ですが、そのままにしていて運転してしまうと違反になるので、ペーパードライバーでももしもの為に忘れないうちに済ましておいた方が良いですね。
――「眼鏡等」の条件付きの人が、視力が回復した場合に裸眼で運転すると、どのように扱われるのでしょうか？
免許の条件違反について、無用の疑義が生じる可能性があります。条件違反については、道路交通法第119条第1項第15号において定められており、具体的にいうと『3か月以下の懲役、もしくは5万円以下の罰金』です。
医療費控除の確定申告を忘れずに
医療費控除は所得控除の1つ
医療費控除は、1月1日から12月31日までの1年間の医療費が、10万円を超えた場合に適用される、所得控除の1つです。
総所得金額が200万円未満の場合は、その5％を超える医療費を支払った場合に適用されます。
ICLの手術は、公的医療保険の適用対象外のため全額自己負担となりますが、確定申告の際に申告する「医療費控除」の対象にはなります。
医療費控除とは、1年間の所得を算定する際に、支払った医療費を差し引ける仕組みです。申告により課税対象となる所得金額を減らせます。
ICLで受けられる医療費控除額とは
ICL手術が医療費控除の対象となる場合、控除金額は下記の計算式で算出できます。
（支払った医療費の合計額ー保険金などで補填される金額）ー10万円（※）
民間の保険などで補填されるものがない場合は、ICLの手術費用から10万円（※）を差し引いた分が控除金額となります。例えば屈折値が-5D未満の方が両眼にICL手術を受けた場合、460,000円から10万円（※）を差し引いた360,000円が控除金額となります。
※所得金額が200万円以下の場合は、10万円ではなく総所得×5％で計算されます。
医療費控除の申請忘れていたという人がいたら、5年前までは遡って申請が出来るので確認してみてください。
10万円を超える自己負担の医療費ってなかなか無いですよね。ICLは医療費控除の対象となるので、忘れずしっかり申請したいところですね。
来年の確定申告、がんばろう！