秋のお散歩日記 萩の花が咲きました
9月29日の朝のこと。
季節が変わった。
秋に変わった、と思いました。
吹く風はカラリとして、清々しく気持ちが良い。
見上げると筋雲や鱗雲が浮かぶ秋晴れの空である、と思ってパチリと撮影しました。
通勤途中で萩の花など秋の花が咲き出しているのを見かけて、嬉しく思っていました。いつ満開かな?いつ撮影しようかな?と見計らっていて、秋晴れの29日に撮影してきた、そんな草花の写真です。
お時間ある方、お付き合いいただけると、嬉しいです。
「何だろう?実なのかな?」
空を見上げる度に目に入る、ピンク色のボコボコもこもこしている実が気になって気になって、しょうがなかった。
調べてみた所、この実なんの実?コブシの実だそうです。ボコボコもこもこ不思議な形、ちょと不気味な形の不思議な実です。
ゲシュタルト崩壊。
実実実の漢字が何だか間違っているように見えるけど、正しい、はず。
風はそよそよと吹いていて、ピンク色の小さな花がゆらゆらと枝垂れて、キラキラと光輝く。
「キレイだな」
萩にも色々な種類があるようで、これはミヤギノハギ?ヤマハギ?
ちょっと私には、わかりませんが。萩といえば「萩の月」だな、と思いながら。
調べてみたら、秋の七草のひとつであるフジバカマのようですね。アサギマダラという名の蝶が好む花だと聞いたことがありましたが、こんなお姿だったとは!知らなかったです。
もしくは、ヒヨドリバナのようです。葉の撮影をしていないので判別ができませんが、フジバカマとヒヨドリバナはよく似ている花のようです。
強い風が吹いて茎がグワングワンと揺れていても、決して離れなかった蝶々さん。飛んでいる姿を撮影してみたいと待ち構えていましたが、残念ながら離れてくれませんでした。お腹が空いていたんだね、蝶々さん。
2023年9月29日、昨夜はキレイな満月が見えていました。
すぐに雲に隠れてしまいましたが、美しいお月さまに出会えて嬉しかったです。満月のことは知っていたのですが、忙しない日々や夏のような暑さに中秋の名月のことを、すっかりと忘れていました。
「今夜は中秋の名月らしいよ」夫の言葉で知りました。
お団子を食べて、お月見したかったな。
花より団子、月より団子。
月といえば、萩といえば、萩の月。
仙台銘菓 菓匠三全「萩の月」を思います。
久しぶりに食べたくなって、以前の写真とともに振り返ります。何年も前の写真になりますので、パッケージなどが変わっているかもしれません。あしからず。
箱を開けると、ふわっと漂う独特な卵の香り。萩の月ならでは、と私は感じています。ふかふかふんわり柔らかい、シフォンケーキのような高級カステラの中に、卵の風味豊な少し固めの甘くてとろりと濃厚なカスタードクリームがたっぷり入っています。
秋の七草も咲き始めています。
やっと過ごしやすい季節が巡ってきました。
いつの間にか秋は訪れていて、このままサーッと足早に秋は過ぎ去ってしまいそうです。菊の花やバラの花、まだまだ花の季節が続きます。今年の夏は長かったから、花が咲いてくれるだろうか?と心配ですが。きっと蝶々さんもお腹を空かせて、花が咲くことを待っていたのでしょうね。
今年の紅葉は、キレイに赤く染まるでしょうか?
栗や芋や食べ物が美味しい季節。
旅や山歩きに最適な行楽の季節。
美味しいものを食べて、キレイなものを見て感じて、この夏の疲れを癒しましょう。
皆さんも、秋を楽しんでください。
お付き合いいただき、ありがとうございます!