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26時まで起きていた私が、22時半に寝て朝活を始めた話


以前の私は、NPOだったり地域活動だったりブログを書いたり、いわゆる2枚目の名刺=業務外の活動のために26時(夜中の2時)頃まで起きていて、朝は6時半に起きるような生活をしていました。


それが今では、22時半に寝て4時半に起きる生活をしています。


その変化について書いてみたいと思います。


1.朝活の3つの果実

朝活をはじめて、よかったな~と思うこと、実はたくさんあるのですが、その中でも特に朝活のメリットだなと思うポイントを3つご紹介します。

(1)安定した作業量
私の朝活は、4時30分に起きて、5時までに作業を始めることを目指しています。平日の朝は、6時30分まで正味の時間で毎日1時間~1時間30分の作業をしています。

そこに土日も2時間ずつ(平日よりも朝食の時間が遅いので)加えると、1週間で10時間ほどの作業時間が確保できる計算です。

さらに、朝の時間は平日の夜に仕事を終えた後、疲れた頭で作業をするのと比べると圧倒的に集中できるので、作業効率も高く、同じ1時間でも実際の作業の質と量が段違いだと感じます。
(実はこの記事は21時半に書き始めたので、今既にちょっと眠いです。⇒結局途中で寝てしまい、翌日に持ち越しました)

朝活はまさに”時間の錬金術”と言っても過言ではありません。


(2)生活リズムの改善
(1)でお伝えした安定した作業量を、外部の要素に影響を受けず安定して出力し続けられるのも朝活の大きなメリットです。
残業、通院、習い事、飲み会(今はコロナ禍でなくなりましたが)など、夜は自分ではどうにもならない要素による影響を受けることがあります。
一方、朝はそういった他人と共有する時間はなかなか入ってきませんので、安定して時間を確保できます。

また、朝活をすると夜は22時頃に眠くなります。その結果、早く寝ることになり、翌朝も早起きして朝活ができる。
私の場合、夜はポンコツになってしまうので、オンラインでの打ち合わせもできるだけ22時までの参加でお願いするようになりました。コロナ禍の影響もありますが、夜遅くに帰宅することも少なくなりました(ポンコツ化するので)。

こうして早起きをする→朝活をする→夜早く寝るというサイクルが出来上がり、生活リズムが整いました。


(3)朝活によるつながり
4時30分に起きて5時頃に作業開始するときに、私は「#朝活」というハッシュタグをつけてtweetします。

Twitterのタイムライン上には、同じ時間に朝活をしているひとたちのtweetが流れていて、ちょっとしたお仲間感覚。

また、Twitterに限らず友人・知人の中には朝活に取り組んでいるひとたちがいて、そういったひとたちとの「朝活仲間」として共有できる話題もあったり。

さらに2021年12月には「『LIFE SHIFT 2』をみんなで語る朝活」という5回シリーズの読書会スタイルの朝活(11月27日~12月25日まで毎週土曜日の6時~7時)も開催し、そこでも新たな出会いがありました。

ちなみに、私はさいたま新都心という地域での取組として、「さいたま新都心朝活」という活動を3年間ほど続けていて、そちらでもコミュニティが育まれていて、ひととひとがつながる効果を実感しています。



2.環境の変化と友人らの影響

私が朝活を始めるようになったきっかけについて、簡単に触れておきます。

私が自宅での朝活を始めたのは、2021年5月。
(さいたま新都心での場づくりとしての朝活は、上述のとおり2018年から取り組んでいます)

きっかけは朝活実践者の友人らの存在です。

standfmで発信をされている佐藤光敏さんや。

以前インタビューをさせていただいた後藤好邦さん。


元々、2枚目の名刺として取り組むNPOや地域活動などの作業は、平日の夜に残業してから帰宅し22時とか23時から取り組むことが多く、日によっては就寝が26時頃になる日もありました。

でも、資料作成も書き物も朝に作業した方が効率がいいことは頭では理解していたんです。

ただ、なかなか具体的な行動に移せませんでした

それがこういった友人らに触発されて、いよいよ実践してみよう、そう思ったのが2021年5月だったんですね。
しかも、2021年4月の人事異動で、夜遅くまで残業する日が少なくなったことも、具体的に行動に移すのを助けてくれました。



3.朝活を楽しむために

では、具体的に私はどのように朝活ライフを満喫しているのか、《取り組んでいること》と《朝活のための工夫》の二点に分けてご紹介します。

(1)朝活の実践
まず実際に取り組んでいる朝活についてです。

ザックリとしたタイムテーブルがこちらです。

前日
 22時30分  就寝
当日
 04時30分  起床
 04時45分  お茶と軽食を用意し作業机へ
 05時00分  作業開始
 06時30分  作業終了
 06時40分  朝食
 07時05分  出発(8時30分始業)

これが模範的なスケジュールですが、実際は23時に寝て5時に起きることもありますし、4時30分に起きてもダラダラと作業開始が5時を過ぎる日もあります。


朝活の時間には、以下のようなことに取り組んでいます。

・執筆(noteや依頼された記事等)
・NPO関連の作業(主にwebメディアの企画・編集作業)
・地域活動の準備(企画を考えたりご案内の内容の作文)
・イベントや研修の準備(ワークショップのプログラムづくり等)
・各種連絡調整(個別キャリア相談のメール等)

基本的にパソコンに向かってできる作業が中心で、時折、書籍や資料を読んだり、(紙の)ノートに書く(描く)ような作業もあったりします。

正直、1時間でできることは限られますが、毎日ほぼ必ず1時間分の作業ができるのは、繰り返しになりますが、夜に作業できたりできなかったり、できたとしても集中力を欠いていたりした頃と比べると、安定して積み上げていけるので、1週間、1か月単位で見ると作業量も成果も大きくなっていると感じています。


(2)朝活のための工夫
最後に、朝活を継続するために私が工夫していることなど、ご紹介します。(セブン・ルール風)

ルール① 睡眠時間は変えない
私は大体6時間くらい寝れば朝も日中も快適に過ごせるので、それを守るようにしています。何らかの事情で寝るのが23時になるなら起床は5時。これを15分単位で調整して起床時刻を決めています。

ルール② 「やりたいこと」をイメージ
寝る前に、「明日の朝は○○をやろう」とイメージします。しかも、○○はあくまで「やらなければいけないこと」ではなく「やりたいこと」。布団の中で目が覚めたときに、「あ、起きて○○をやりたい!」と思うと布団から抜け出すのを助けてくれます。

ルール③ アラームは布団から出て止める場所に
私はスマホのアラームを使っていますが、枕元など布団の中から手が届く場所ではなく、必ず布団から出て立ち上がらないと触れない場所に置くようにしています。起き上がって、やりたいことも思い浮かべて、それでも布団に戻りたくなるようなら疲労や睡眠不足の可能性もあるので、睡眠時間を調整した方がいいかもしれません。

ルール④ 朝陽を浴びる
目を覚まして、活動を始める前にできるだけ朝陽を浴びるようにします。季節によっては活動開始が日の出前になるのですが、春~秋はできるだけ日の出の空を眺め、朝の光を目から取り入れて身体を目覚めさせるようにします。

ルール⑤ お気に入りのお茶とお菓子
これは冬にルール④に代わる方法かもしれませんが、起きてまずお湯を沸かし、お気に入りのお茶(私はレモンジンジャーのハーブティ)をティーバッグで淹れて、ひと口かふた口分のお菓子や果物を用意します。それを作業する机で飲んだり食べたりして、暖をとり、朝食までの小腹を満たします。夏場はお茶を淹れる代わりに冷蔵庫から水やお茶を調達します。

ルール⑥ ルーティンをつくる
①~⑤のことを毎日のルーティンにします。それによって一つひとつの動作のハードルが低くなり、朝活の継続を妨げる要素が取り除かれていきます。また、朝活の継続を妨げる要素が見つかれば、どうしたらその要素を取り除けるかを考えます。

ルール⑦ 宣言をする
「私、朝活やってますよ~」「今朝は、○時に起きましたよ~」と宣言します。あまり自分を追い込むと楽しくありませんが、「島田さん、朝活やってるんですよね」と思ってるひとがいるかもしれないと思うと、何となく背中を押してもらえる気がします。


以上の7つのルールで、朝活を楽しく快適に続けることができています。もちろん、環境が変わったりする(職場の変化やライフステージの移行など)ことで、これらのルールを守れなくなることもあると思います。
そのときには、朝活をやめざるを得ないこともあるでしょうし、もしかしたらルールを変えることで継続できる場合もあるかもしれません。


4.最後に

ここまで朝活で得られたこと、朝活をはじめた経緯、朝活を楽しむ方法についてお伝えしてきました。

朝活をやると何もかもよくなる、なんて言えるわけではないのですが、個人的な作業の時間を確保したいひと、そして働き方のリズムをある程度保てるひとならおススメします。

「26時まで起きていた私が、22時半に寝て朝活を始めた話」というタイトルのとおり、26時まで起きていた私も今は22時は眠くてポンコツになるくらい、朝活が習慣として定着しました。


こうやって朝活に取り組んでみて思ったのは、自分の意志で時間の使い方を決めて、それを実行することそのものがとても豊かで幸せな行為だということ。

それがたとえ朝活じゃなかったとしても、すべてのひとに平等に与えられた1週間に168時間という時間を、本当に自分が過ごしたいように使っていくかを考えることは、大げさかもしれませんが命の使いみちを考えることだと、私は考えています。


この記事を読んで、誰か一人でもご自身の時間の使い方についていつも以上に考えてくれるとしたら、とても嬉しく思います。





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そのあたりのことは、こちらの記事でもお伝えしています。



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