「私はOK」だからこそ協力できる~『公務員の働き方デザイン』の裏側から向こう側まで#01~
2021年2月に発売した拙著『仕事の楽しさは自分でつくる! 公務員の働き方デザイン』。「公務員が充実した気持ちでイキイキと働くことが、住民の幸せにつながる」という想いを込めて、5つのCHAPTERに分けて本編42の項目とコラム5本を掲載しています。
実は、本編もコラムもそれぞれ紙幅の関係で書けなかったこと、本で書いたことの真意や補足、書くときに悩んだり苦労したことなどがあって、お伝えしたいことがまだまだあるんですよね。
そこでそれらを《『公務員の働き方デザイン』の裏側から向こう側まで》と題して、記事として書いていきます。拙著を読んでくださった方も、まだ読んでいない方も、ときに公務員のキャリア論として、ときに本を書くときの苦労話として、ご笑覧ください。
『公務員の働き方デザイン』のCHAPTER3は「心のデザイン」という章を立てています。
「心のデザイン」として望まない異動、共感できない組織、納得いかない評価など、組織で働いていると直面する不合理なことへの「向き合い方」についてお伝えする項目が中心となっています。
CHAPTER3 心のあり方をデザインする
01仕事に必要なのは、時間の余裕より、心の余裕
02望まない異動でくさる前に、置かれた場所で咲こう
03組織に共感できなくてもモチベーションを保つには
04上司の評価ではなく、自分自身の納得感を大切にする
05あるのは苦しい出来事ではなく、そう捉える心
06「振り返り」と「概念化」で失敗を成長のチャンスにする
07元気がでないときは、自分で自分を褒めてあげる
08「意識高い系」を恐れるあなたは「自意識過剰」!?
「心のデザイン」について書いていた私の想いは、
「住民のために頑張るのも組織に貢献するのも、まずは自分の心が整うところからでしょ!」
です。
公務員(に限らないのかな?)で、メンタル不調が原因の休職が増えているとか、以前と比べると公務員から民間への転職が増えている(これは必ずしも悪いことじゃないけど)とか、そういう話を聞くと、若手も中堅もベテランも、みんなお互いのことをもう少しだけ大切にした方がいいのかも、と思わずにはいられません。
でも、そういうとき、相手を大切にできるのって「自分が整ってる」状態のときだと思うんです。
逆に、自分自身が不安や心配に押しつぶされそうだったり、怒りや嫉妬に燃え上がっているのに、他人のことを思いやるなんてできませんよね。
この「心の健康」のことについては、私もかつて当事者として苦しんだ経験があるので、繰り返し繰り返しお伝えしていきたいことです。
だからこそ、「心のあり方のデザイン」は大切だと思っていて、本のど真ん中(5つのCHAPTERの3番目)に置きました。
「整っていない」と感じる人に読んでいただいて、自分自身の心のあり方に心を配れるように、そのためにできること(=心のあり方のデザイン)を書かせていただいています。
そうやって自分の心を整えられる人が増えたら、きっとその「整った人たち」が周りの職員を思いやるような働き方ができるようになって、さらに「整った人たち」が増えて、またその人たちが周りの職員を思いやって……そんな輪が広がったらいいな~。どうでしょうか?
公務員という職業である以上、最終的にはその仕事の先にいる住民の幸せを実現したい。でも、いや、だからこそ行政で働く公務員がもっともっと「充実した気持ちでイキイキと働く」ことが大切ですし、そのために自分の心に気を配り周りにポジティブな影響を与えられる職員が増えたらいいな、そんなふうに考えているんですよね。
これが『公務員の働き方デザイン』CHAPTER3 「心のあり方をデザインする」の向こう側。
皆さんは、いかがお考えでしょうか。
★ご案内★
おかげさまで2021年2月に初の著書を出させていただきました!
主に若手公務員を対象に「公務員が充実した気持ちでイキイキと働くことが、住民の幸せにつながる」という信念のもと、「自分の人生のハンドルは自分の手で握ろう」というメッセージを込めて書かせていただきました。
そのあたりのことは、こちらの記事でもお伝えしています。
よろしければお手に取っていただけたら嬉しいです。
また拙著に関連する記事はこちらのマガジンにまとめて掲載していますので、併せてご覧ください。
★連絡先★
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