台湾の太麻里に行きたい君へ
この記事を開いた貴方はズバリ、台湾は台東の「太麻里」に行きたいのでしょう！
それか、ただの好奇心で見てくれるならばそれも良し！超おすすめスポット！！
なんでそんなところ行きたいの？という野暮な疑問は置いておき、インターネットの海をのぞいても太麻里への行き方って全然わからない…。
しかし！今回私が実際に行ってみて、桃園空港から太麻里への行き方をここに記します！
1.桃園空港（T1）から台北駅へ
ここは容易い。
搭乗ロビーまで歩き、動く歩道エスカレーターで地下1階へ降りていきます。
MRTの文字を探し、そこを目指します。
自分は事前に桃園空港のセブンイレブンで悠遊カード（日本でいうスイカみたいな）を購入し、その場で500台湾ドルチャージしました。
そのため、日本と同じく改札にかざすだけで電車に乗れます！便利！
桃園空港から台北駅まではたしか160台湾ドル（約800円）だった気がします。
2.台北駅から台東駅へ
さぁ、台北駅につきました。
まだ周りからは日本人観光客の日本語がたまに聞こえます。
改札を出てまっすぐ歩いていくと、「高鐵」とか「月台」という看板が見えてきます。
高鐵は台湾高速鉄道のことです。この鉄道で台東に向かいます。
また、月台はプラットフォームの意味です。
もう少し歩くと券売機が並んでいる場所があります。
券売機は日本語対応しているため、最初の画面で日本語を選択します。
次に台東エリアから台東駅を選択します。
直感的に操作できるため、とてもやさしいです。
さぁ、切符も変えたことですし、出発時間の1時間前からしかプラットフォームに入れないので、台北駅周辺を散策しましょう！
台北駅にも飲食店やマッサージ店などがあり、時間をつぶせます。
ここまできて台北の繁華街を散策していた時、八角のにおいが苦手なことが発覚しまして…。
3.台東駅から太麻里駅へ
台東駅につきました。もう日本語は聞こえません。
台東駅には台北駅と同じような券売機があります。
券売機は日本語も選択できるため、台東エリアの太麻里駅への切符を購入します。
ここで注意！
太麻里駅には券売機がなかったため、あらかじめ台東などへ帰る方はここで切符を購入しておいた方がいいかもしれません。
自分は太麻里駅の窓口で元気よく「たいとん！」と言って帰りの切符を買いました。
また、台東市内に宿泊する場合が多いと思います。なぜなら太麻里駅周辺の宿は結構お高いので。
ここでまたまた注意！！
台東駅周辺に宿をとってしまうと、周りに何もないです。台東市の繁華街で宿をとることをお勧めします。
台東の夜市はオーバーツーリズムの影響は少なく、ほぼ地元民か少しの旅人しかいませんでした。
話はそれますが、台北の安寧夜市は人の洪水です。また、あちこちで日本語が聞こえるため、興ざめします。
台東駅から台東繁華街までは徒歩だと2時間くらいかかるため、バスかタクシーがおすすめです。
タクシーはすぐつかまりますが、バスは予定時間通り来ないことがあるため気長に待ちましょう。市内まで行ってくれるバスのバス停は駅寄りのところです。行ったらわかると思いますので幸運を祈ります。
ここのバスも悠遊カードで乗れます。
太麻里駅
4.太麻里にはこんなスポットが！！
海の見える踏切が有名らしい。
日本の鎌倉にあるスラムダンクの舞台になった海の見える踏切ってありますよね。
それに似た踏切があるので、スラムダンクの看板が結構ありました。
自分はいかなかったのですが、台湾のスラムダンクファンは結構ここの踏切を訪れるらしいです。
常滑にあるやつみたいな招き猫がいる道教寺院。
ここら辺は無駄に野良犬が多く、人生で初めて死ぬ気で犬から逃げました。
陳媽媽工作室という、パイワン族の刺繍をしている陳媽媽とそのお孫さんのアトリエがあります。
山奥にあるのですが、無謀にも徒歩でいったため、1時間くらいさまよいました。水を求めて道の途中にある半山腰薑母鴨店というどローカルな店に入ると、そこにいたおじさんおばさんに大歓迎され、陳媽媽工作室まで送ってもらうことに。優しさが沁みました。
駅からタクシーで行くことをお勧めします。
このアテモヤってフルーツがめちゃくちゃ美味い！初めて食べる食感・甘み・見た目の全てが衝撃。
持って帰りたかったし、ずっと日本でも買えないか探している。
5.まとめ
台湾は台北や高雄、九分など、日本人観光客に人気の観光地が有名です。
しかし、今回台東を訪れてみて、自然の豊かさや台湾原住民の奥深い文化や芸術、美味しいフルーツや優しい人々との出会いがあったり、とてもいいところでした。
あと宿が安い！台東市内のゲストハウスで2泊しましたが、約2000円でした。
台東へのアクセスはバスや飛行機もありますが、もし鉄道で行きたいという方がいたら、この記事が参考になればと思います。
良い旅を！！