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折れ線で考えるそれぞれの「普通」【 #Cplus参加日記 Vol.3】

ごきげんよう。気が付いたら参加日記もVol.3になります。


Cplusには、土日開催の日程と平日夜開催の日程があります。

それぞれ、

・土日:テーマを深める時間・公演の準備

・平日:テーマを考える、自分に落とし込む時間

くらいの分かれ方をしています。

先日は後者の平日の企画があったのでそのことを。

"人生"の折れ線グラフ

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この記事をお読みの人で、「モチベーショングラフ」というワークショップをやったことがある方もいらっしゃるかと思います。

これは、「人生において、"モチベーション"または"幸せ度"などがどのくらい変動したかを、時間軸を横軸にとって折れ線グラフ化したもの」です。

※ちなみに、ウェブ上で作れるものを見つけちゃいました。作るともれなく公開されるので、個人が特定できない形で作ることをおすすめします笑

この前の平日企画は、「モチベーショングラフ」を作ってみよう!という企画でした。


実は、僕個人は急に来たので「?」という感じではありました。

「普通ってなんだ?に関係あるの?」と。

僕自身、初めて作ったのですが、やはり見えてこない。うーん。


作ったらもちろんシェアタイムがあります。それぞれ思い思いのイベントがあり、それぞれのモチベーションの上下動があります。うん。


うん?


これって、「それぞれの普通」を形成するものを見せ合ってるのでは?


自分の人生は「その人の普通」を形成する

ほかのメンバーの人生を聞いても、何になるんだろう…?という疑念は、自分がプレゼンする側になって晴れた気がします。

だって、「"人生"の折れ線グラフ」を通じて「それぞれにとっての普通」を形成していることがわかったから。

例えば

「今普通にしていることは、意外と脆い」という価値観

は、

災害で急に吹き飛ぶ経験をした

ことから生まれている、というのも一つでしょう。

僕の場合も、震災で母校がなくなっているし、本来6年間同じ形で教育を受けれるはずが、3年間になり、残り三年間は近い形を実現いただいたけれどもやはり違う教育を受けていた。(それはそれで別の良い点も生まれたのだけど)

しかし、それは日本国民全員が、または世界の人類全員が共有している価値観か?と言われたら違うと思います。


だから、この「"人生"の折れ線グラフ」で見えてくるのは、自分の人生のテンションの振り返りや原体験もありますが、もしかしたら「個々人の普通」の発端を探すのに役に立つからやったのかな?と思ったのです。


「普通ってなんだ?に関係あるの?」と思いながらやってみると、気づきが生まれるんだな、とぼんやりと思いました。懐疑を持つことのメリット。


参加前にあったこと

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今年の抱負を、ということで「人生の大転換を楽しく健康に乗り越えること」と書きました。


まさに大転換…と感じることが今年2か月しか経ってないのにたくさんありました。

プログラムのスタート前にショッキングなこともあり、仕事の調子も下がっていました。


調子が下がると「前を向かないと」「前に進まないと」と僕の場合は思いがちなのです。(まじめなんでしょうね。)

その話を打ち明けたら、何人かの人に「立ち止まってもいいし、立ってるのはしんどいなら座っていいし、座る椅子がなければもうその場でしゃがみこんじゃえ」「前は向いておこう、立ち止まっても前は向ける」って言われてなるほどなと。

その言葉を言われた後に見つけた、東京駅の「My Start Station」のこの記事。

大相撲の炎鵬さんの

「ステイはストップじゃない」

コピーライティングされているにしても、すごいコピーだと思いました。震えた。


「楽しく健康に乗り越える」という言葉は、「前に進むこと」を強制するようなニュアンスがあることにも気が付いたのですが、そうじゃないなと。乗り越えられる体力を回復させることも必要なんじゃないかなと。


自分にとっての「普通」の更新をする。そういう1年にしようとするのではなく、勝手に更新されるのだから、それに合わせればいい

そう思うと、このプログラムに参加しようと思った自分に、そして誘ってくれたみんなに感謝したいです。

そして、プログラムの中では、せめて「普通ってなんだ?」という問いかけにネガティブな解を刺すことをやめよう、とも思いました。


「それぞれの普通」、そして「僕の普通」を自覚しながら、「普通ってなんだ?」のひとつの答えを探しに行ってきます。

福耳の「星のかけらを探しに行こう」の歌詞にも

きっと 近すぎて 遠すぎて
少しずつ見えなくなった
だけど今 素直になれる気がする

とある通り、ね。


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嶋田尚教(しまさん)
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