見出し画像

オオルリ流星群

伊予原新・株式会社KADOKAWA・2022/02/18・本書から

「ここで始めたい、もう一度」。星がつないだ、心ふるえる大人の青春物語。

人生の折り返し地点を過ぎ、将来に漠然とした不安を抱える久志は、天文学者になった同級生・慧子の帰郷の知らせを聞く。手作りで天文台を建てるという彼女の計画に、高校3年の夏、ともに巨大タペストリーを作ったメンバーが集まった。ここにいるはずだったあと1人をのぞいて――。仲間が抱えていた切ない秘密を知ったとき、止まっていた青春が再び動き出す。
喪失の痛みとともに明日への一歩を踏み出す、あたたかな再生の物語。

Amazon 本の説明から

伊予原 新さん 3冊目。図書館で借りた本ですが、
自分の本棚に入れておきたい本となりました。

えっ?  同じ歳じゃん、うんうん
わかる、自分だけ取り残された感じと
そこからくる何重にもからまった考え。
子育ても手が離れつつある環境。
今の私と重なる部分がある。

天文台が完成に近づく過程で
高校時代のなぞや、思いが解明されていく。
それぞれのモヤモヤっと霧がかったものが
薄くなって、消える。

新しい何かに気づいたというよりは
今の自分がどうしたら楽しめるのか
ワクワクできるのか。次のステージへ・・
てきなことじゃなくて、できる事からで大丈夫。
この本が優しく語ってくれた。

10月8日 天文台開きのシーンは
感動 感涙の連続。ラジオ好きの私は
ラジオの電波をからめたシーンがとっても
ジーンときます。ラジオらしいシーンもあって
ほんとに胸熱でした!!





いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集