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情報公開がファンサービスの世界「笑福亭たまさん寄席」

コロナ明けで3年ぶりに、大阪繁昌亭での落語の寄席へ行きました。
笑福亭たまさん主催の毎月1回開催される『月刊笑福亭たま』です。

終了後に落語の演目について掲示されます。
クラシックコンサートのアンコールみたいな感じです。
筆書きがいい感じですよね♩

京都大学卒の頭脳でおもしろいを再構築すると

江戸そして上方などで活躍されている大勢の落語家さんの中で、特に好きな落語家さんのお一人が、笑福亭たまさんです。

笑福亭たまさんは他の落語家さんと何がちがうのか?というと…

その理由は、京大卒の賢い頭脳の持ち主で、ロジカルシンキングと笑いの融合がおもしろいんです。

さて、本日は桂春之輔師匠の襲名口上もありまして、とてもお得でした。

 *襲名とは、師匠の名前を受け継ぐ名誉であり、口上とはそのご挨拶スピーチのこと

写真は、襲名口上の時のみ写真撮影OKとのことで、お写真撮らせていただきました。
4人の落語家さんの普段から仲が良い雰囲気が伝わっていきますね

グローバル経済がローカルな落語家界隈にも影響あり


桂春之輔師匠の口上は、中の人しか知らない話として、落語家さんのおサイフ事情についてのぶっちゃけ話が飛び出しました。

たとえば、昨今の物価高と円安(2023年8月30日時点で、1ドル=145円)のために、襲名披露の経費も爆上がりとのこと。日本を取り巻くグローバル経済が、落語にも影響しているという貴重な学びをいただきました。

舞台やライブでは、チケット代を払っているファンと演者の信頼関係で、ここだけ限定の話こそ価値があるので、無料公開のYouTubuなどでは得られない醍醐味ですね。

コンプライアンス無法地帯こそ落語の醍醐味


とかく世間ではコンプライアンス的に情報漏洩は御法度ですが、ここ落語の寄席では情報公開こそファンサービスということで、本日もここだけ限定公開の話がおもしろかったです。

やっぱりライブ(寄席)は最高ですね!

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