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脳の中にまで向日葵

特にネタはないのだが困ったことになにか書きたいと手足がウズウズとしている。手はわかるが足はなぜかと問われれば鹿田にもわからぬ。全身がうずくのはそのうち全身より芽吹く前触れであろうか。芽吹くとなれば一体何が芽吹くのか、それもまた、誰にもわからぬが、特にうずく両の鼻穴より花が咲いてしまっては滑稽である。そして僕は夏バカであるから、分からぬが、咲くとなればそれはひまわりに決まっている。全身にひまわりを咲かせた僕は前後不覚となり足の裏に咲いたひまわりは擽ったいのでろくに歩くこともできない。諦めた僕は仕方なく地べたに寝そべり頭の上に両の手のひらを合わせて、足はピーンと伸ばし、ころころと地面を転がりながら移動する。するとなんということでしょう!転げたところから緑が芽吹き野原となり、みるみるうちに伸びて(あ、シシ神様を思い出していただければよろしい)そしてひまわりを咲かせて行くではないか!これは占めたとそのまま勢いに乗り日本地図を塗り尽くす。宇宙から見たならば日本は真っ黄色である!

と、どうしても花粉に支配された脳では黄色に行き着いてしまう今日このごろなのである、鹿田です、よろしくね!

かゆい目をこすりこすりキーを叩いていく。日に日にミンティアの消費は増し、ここのところ3日に5パックを消費している。しかしミンティアもなれるもので、今は最上級の清涼感を醸すミンティアハードを常備しているのだが、それも5、6粒くらい一度に口に含まないと意味がない。このまま続けばそう遅くないうちに鹿田の食事はミンティアに支配されてしまうことだろう。そんな味気ない食生活は嫌だ!早く春よ終わっておくれ、そして夏よ来ておくれ、そんで春の分も乗っ取って長い間滞在してくれ給え。

そんな最近の僕の楽しみといえばもっぱら『ゆる言語学ラジオ』を視聴する事となっている。出会ったきっかけはいつだかの記事でも話した気がするので端折るが、まあ聞いていて飽きない。とにかく衒学者堀元見さんと、言語オタク水野太貴さんの掛け合いが最高である。知識欲が気持ちの良いほど満たされていく。

それで言語学のソシュールなんたらの本も買っては少しずつ読んでいる。ラジオで聞く分には”ゆる”がつくのでわかりやすいが、本となればその道の専門書でありそこそこ手強い。それでも今は興味が一極集中しているので頭に入らないことはない。という感じで一文一文噛みしめつつゆっくり読んでいる。『ピダハン』も実は最後の章を残していて、併読しているので早く読んでしまいたいのだが、ピダハンは仕事の合間用なので中々進まない。(いや、休憩時間はそれなりにあるのだが、鹿田はすべて昼寝に消費してしまうのだ。)

また今日もポッドキャストソシュールの回を聞いていると「ラマチャンドラン」とどこかで聞いたような名前が出てきて、その後「脳の中の幽霊」という言葉が出てきては、(あ、あれだ!)と思い出し、またそれを途中まで読んで上司に貸してしまったことも同時に思い出し、今読みたくて仕方ない。


僕の読書欲というやつはなんとも定期的な波というよりか、きっかけによって急に現れたり消えたりするので厄介である。大体は一つの本から連鎖し芋づる式に読んでは途中で似た傾向に飽きてはやめる。そしてまたどこからか面白そうな本を知って、系列の本を漁る、ということがほとんどなのだ。なんなら『脳の中の幽霊』を調べると続刊が数冊でているらしく、鹿田は知ったが早々それをAmazonで購入してしまった。(「脳の中の幽霊、ふたたび」)もう一つ「脳の中の天使」という同著のものがあったが、なぜかこちらは4,299とお高い。発売日が2013年なので文庫になってはいないかと探したが見当たらない。Amazonのレビューを見る限りだと面白そうなのだが。ま、次の給料日あたりには買ってしまうかもしれんな。否、鹿田のブームのさり方は光の如しなので、その頃にはすっかり興味を失っているかも知れない。

とま、今日も語りたいだけ語ったのでここで終わる。


【追記】スキ、ありがとうございました!



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