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故郷の見慣れた風景の写真が「作品」として大仰に売られている…(日記 2024/8/16 金)

今日も昨日に引き続いて出勤はしたが、現場も動いていないのでサボり放題の日だった。質問をしないと次に進めないが、質問できる人が出勤していないので仕方なく、今日は大いにサボった。現場で扱う古い言語の入門書を少し読んではスマホに手を伸ばしていた。サボるのもそれはそれで疲れる。

帰途、職場近くの気になっていたジャズ喫茶へ寄ってみた。思ったよりも店は狭かった。ピラフが美味しい。ジャズの音はちゃんとデカい。ビル・エヴァンスとエラ・フィッツジェラルドが流れていた。

栄の丸善にも寄った。中井久夫の『治療文化論』を買おうと思っていたが、置いていなかった。この規模の本屋に置いていないというのは結構ショックだ。中井久夫の代表作を置いてない本屋なんて! ただ新宿の紀伊國屋や東京丸の内の丸善、池袋のジュンク堂と比べてはいけないか。さすがにAmazonで注文する。

本棚を散策していると、某写真家と某有名文士がタッグになって、私の地元も地元、実家から徒歩圏内の地域を題材とした写真集が売られているのを発見して驚いた。
故郷の見慣れた風景の写真が「作品」として大仰に売られていることや、その地域の歴史がさも重要なものであるかのように(たしかに歴史は古い、つまり古い記録に名前が出る土地ではあるが)紹介されているのをパラパラと見て、なんとも変な感じだった。地元が誇らしいような、しかしこれは嘘っぱちなような。何千円もするので今日は買わなかったが、ふと次の帰省の際に母に買ってやりたい気がした。

昼間から左耳に違和感があり、嫌な感じだ。

今日の写真

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