アルベルチーヌが逃げ去った…(日記 2024/10/26 土)
『センスの哲学』を読み終わった。軽い読み物程度で読み始めたけどなかなか面白かった。図書館で借りて読んだがあらためて買うかもしれない。
岩波文庫の『失われた時を求めて』11巻「囚われの女Ⅱ」を読み終わった。やっとアルベルチーヌが逃げ去ったところで終わり。いよいよ終盤という感じがする。アルベルチーヌが消え去る朝とその直前の文章などは、エンタメ作品顔負けの面白さだった。
「私」によるアルベルチーヌへの嫉妬をもとにした心情分析はこれまで主に①さまざまな悪しき可能性の想像 → (いっ