祖母世代にはピンクとパープルがよく似合う。#ワコールがnoteでコンテスト開催中
これは、ワコール下着価値向上委員会『#下着でプチハッピー』の応募ストーリーです。
友人がわたしにLINEで相談をしてきた。
「祖母に誕生日プレゼントにくつ下を買おうと思うんだけど、どんなのがいいと思う?」
「どんなときに履くの? 着ている服とのバランスや用途にもよるし。」
逆にわたしが彼女に質問をした。
「主にリハビリ用。足のリハビリに通う予定で、今後外出が増えるみたいだから。」
「それじゃあ、ピンクやパーピルなど明るくて綺麗な色がいいと思うよ。」
「ピンク⁉ パープル⁉ おばあちゃんだよ?」
友人は目が飛び出した女の子のスタンプを貼ってきた。
「おばあちゃんだからこそ、ピンクやパーピルがいいの!」
「どういうこと⁉」
「日本人女性って、年を取ると、自分の身につける物を暗くて霞んだ茶色やモスグリーン色にしがちなの。若さがあれば、暗くて霞んだ色もお洒落として弾き飛ばせるけれど、高齢になると色に負けちゃって、余計年を取って見えちゃうんだよね。」
「でも、ピンクやパーピルって。おばあちゃん、履いてくれるかな?」
友人は渋っていた。
「もしかして、派手な色を想像してる? わたしが言ってるのは、淡い桃色や紫色。花で言うなら、桜や菫。」
「それなら、たぶん大丈夫かも。」
数日後、友人から連絡がきた。
「おばあちゃん、とっても喜んでいた。『自分では最近選ばなくなった色』だって。『リハビリも明るく楽しくなりそう』って。」
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