こんなにコロナ感染者数が減っても、99%がマスクをしている国は日本だけだと思う。で も、それはたぶん良いこと。
他国に比べて、日本でコロナが急激に収束しているいちばんの要因は、マスクを着用しつづけていることだと思う。
コロナワクチン2回接種率が70%を越えようが、東京の1日の感染者数が12日連続で30人以下になろうが、東京に住んでいる人や働いている人たちが、食事をしたり自宅にいたりする以外のマスク着用率は体感として99%だ。
「感染者が激減しても、絶対マスクを外さない国民」
これは、他国に比べるとあり得ないような異例な現象ではないだろうか。
欧米では、コロナワクチンを接種した人たちが次から次へとマスクを外し、そのために、より強力な変異株が発生し広まったと言われている。
変異株が広がってから、再びマスクをつけるように呼びかけても、マスク着用率はなかなか上がらなかったらしい。
逆に、日本人はなにも呼びかけなくても、ほぼ100%の人たちがいまだにマスクを外さない。
「日本人がマスクを外すタイミングは今だ」
と主張している人もいるが、日本人は日本人のペースにまかせるのがいいのではないだろうか。
それで、コロナが収束どころか終息までしたら、コロナ対策で他国から遅れをとっていた日本であるが、ここにきて、最後の最後で感染対策大成功に転じるかもしれない。
ここ2年弱、日本の感染者数の推移は、ウイルスの専門家の予測を良くも悪くもいろんな意味で裏切ってきていたと思う。
「年末にコロナ感染の第6波は必ずくる」
と専門家に言われて久しいが、このままマスクをしつづけ、外食はつい立やパーテーションで区切られた中でつづけ、電車やバスは換気を十分にし、私語を慎み、黙飲食をつづけたら、第6波は、もしかしたら来ないかもしれない。
そんな楽観的な願いも込めて、マスク着用はしばらくつづけてみよう。
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