見出し画像

今の世の中での子育ては何が「つらい」のか?【主婦はあなたを励ましたい】

今。

この記事を目にしているあなたが
もし、ひとりの親だったとして。


「私は親としてもう100点! 最高の親! この子も私が親で最高の人生だよね!」


そう、自分のことをなんの疑いもなく評価できるだろうか?




ようやく眠った子どもたちの顔を見つめて。
喧嘩した子どもの部屋から聞こえてくる、怒ったようにドンドンと鳴る物音を耳にして。
自分の不注意でケガをしてしまった子どもの赤い膝をなでつけて。
学校に行けない我が子の小さくなった背中を目にして。
生まれながらの障害を持った我が子が、友人とうまく関わりあえない様子を目の当たりにして。


「私の心がもっと広ければ」
「私がもっと、注意してみてあげていれば」
「私が間に入ってあげていれば」
「私があの日、もっと上手に生んであげていれば」


そんな風に、親としての自分を過小評価してはいないだろうか?



ドキ、としたあなたにまずはお伝えしたい。






いーーーーや、いやいやいやいや
あなたはすでに最高の親ですからねエ!!!???
ええ??? そうですよね? そうでしょオ!!??(キレ気味)





はいそうです。(キリッ)


間違いなく。
あなたが親として最高なのだ。
その子にとって、あなたが親なのだ。
それがまぎれもない。事実なのだ。


うん。
でもね。


便利になった今のこの世の中で。


SNSを開けば知らない誰かが知らない人に向けて毒を吐く。
そんな見たくもないバトルが勝手に目に入って来ては気分を害す。
外に出れば
なぜか知らないけど執拗にぶつかってくる人がいて。
誰かに八つ当たりしてやろうと目をギラつかせている大人がたくさん潜んでいる。
下手に正論を差し出せば「それは違う」と必ず反対する人が急に現れる。


こんな今の世の中で。
外野からの声をなにも聞こえないフリして、
ひたすらに自分を信じてポジティブに子育てをするってことが、いかに難しいか。



まじめな人であるほど、それを実感しているんじゃないかなって。
そう思ったから。


だから今日は、そんなあなたに向けて記事を書いている。


記事を読んで「そうだそうだ!」と賛同いただけた方にもぜひ「スキ」「購入」ポチしていただければ私も。
HAPPY⭐HAPPY⭐HOLIDAY⭐(明日も仕事です)


「そうはいっても、悩みは尽きないんだ」
「なんだかうまく言葉にできないけど子育てが難しい、つらい」
「誰かに励まされたい」

そんな人もぜひポチしてください。
こんな私ですがあなたといっしょに、隣を歩かせてください。
あなたの声が確かに届いていますよって。
伝えにいきますから。



今の時代のなにが「つらい」のか


今のこの核家族世帯でなにがつらいって。

「今日も家をきれいにしていて、えらいわね~~」
とほめてくれたり。

「ここでは私が見ておくからご飯つくっちゃいな~」
と、大変なタイミングで手を伸ばしてくれたり。

「もう今は勘弁して………」
と、子どもに対してなんだかやさしくできない。というタイミングで、子どもを少し引き離してくれる。

そんな、気軽に頼れる大人が周りになかなかいないってことではないか、と思う。

自分の子どものことは、自分たちでやるしかない。ってことだ。


「まあ……それは当然でしょ」
と。思うだろうか?



それはそう。もちろんそうだ。
自分が望み、愛しい我が子を自分のもとに迎え入れたのだから。


でもやっぱり。


家族も「人間同士」。
うまくかみ合わないこともある。
子どもが愛せない瞬間が訪れることもある。
というより。
余裕がないあまりに。


その愛しいはずの子どもに向き合う自分のことが、
憎くて恨めしくてたまらなくなってしまうことがあるのだ。



ひと昔前であれば。
いっしょに住んでいる親や、周り近所の大人たちが、近所の子どもたちを自然と見守る環境が多かった。

shiiimoも父が教職だったので、幼いころは教職員アパートが建つ団地に住んでいた。
暇だなあと思って広場に飛び出せば、そこにはいつもたくさんの子どもたちがいた。
どこかの親が広場の様子を見ていて、ご飯は自分の家ではなくってご近所の家で済ませて帰ることもよくあった。


今は、そういった環境がいつでも目の前にそろっている。という家庭の方が少ないだろう。
家庭環境の変化もあるだろうし、ご時世的な問題もある。



「繋がり」を求めて行きつく「SNS」



では。
母たちは、どこに逃げ場を作っているのだろうか?
いつの時代も頑張ってきた母たちは、今のこの世の中でどこに助けを求めているのだろうか?



そう。

彼女たちが行きつく先が「SNS」という場所である。


かわいい我が子の写真を載せたり。
今日の子育ての反省を述べたり。
同じような環境でがんばっている母の投稿を見たり。
家族に言えない愚痴を吐き出したり。


私たちはそうすることで、「母としての自分」を認めてもらえる環境を、気軽に手に入れることができる。


きっと、オンラインフレンドは褒めてくれるでしょう。

「そうそう、毎日本当にがんばってるよ!」
「私もいっしょ! 今日も怒っちゃったよ」
「あ、その服かわいい! どこの子ども服?」

いい時代だと思う。
離れて会いにくくなった友人の様子も、いつでも確認することができる。

しかし
そこに潜む、SNSというフィルターを介することによる弊害。

「そんな子育ては間違ってる」
「こういう子育てはNG」
「こんなことする親にうまれて子どもがかわいそう」

相手の顔が見えないことをいいことに、言いたい放題の投稿やコメント欄。




私たちは。
ただ普通に暮らしたいだけなのに。
世の中ってどうしてこんなに、怖いんだろう。
優しくないんだろう。


親になってみて。
今のこの世の中が急に怖いものに見えてきた。

これは「子持ち様」の思い違いだろうか?
どうだろう……
確かにそれだけではないものが、現代にははびこっているように思う。


でも
それでも。


昔は昔なりの。
今は今なりの。
子育ての難しさを感じながら
それでも私たちは、子どもの命を抱えて守っていかなくてはいけないから。




ここから先は

3,201字 / 2画像
この記事のみ ¥ 250

もしこのような記事をサポートしたいという稀有な方がいらっしゃいましたら、ぜひともよろしくお願いいたします。5児の食費・学費にさせていただきます!