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3歳&7か月と過ごす週末|人と比べない、夫も私も
3歳3か月の娘と、生後7か月の息子と過ごす週末の記録です。
土曜日
息子が全然寝ない。昨夜は10回ぐらい起きたんじゃないだろうか。添い乳ですぐに寝るので、1回に起きる時間は数分とかなんだけど、ぶつ切り睡眠は拷問だ。その上、雨の中、息子を抱っこしたまま神社でおみこしを担ぐ夢を見て、朝からグッタリ。
夫が仕事から戻ったあと、みんなで昼ご飯を食べに、うどん屋さんへ行く。
息子を抱っこしたまま座敷に座ったんだけど、娘が「おかあさんのとなり!」と言って聞かないので、片側に私と子ども2人、向かいに夫が1人、という構図に。
夫は「息子ちゃん、こっちにもらうで」と言ってくれたんだけど、今まさにアツアツのカレーうどんを食べようとエプロンをつけている夫に、息子を託すことができず(絶対カレーうどん息子の上にこぼされるやん)、私が子どもに挟まれて食べることになった。
息子は座敷に転がして機嫌良く遊んでたんだけど、私の右側に座った娘が、一口食べるごとに私の肩を持って立ち上がったり、体を倒して体重を私に預けてきたり、何かと私の腕をつかんで絡んでくることに、徐々にイライラ…。私の右手に娘の体重がかかるので、食べにくい。目で息子を確認しつつ、息子が騒がないうちに食べちゃいたいのに、それを邪魔されるのが嫌で、体をよじって娘の手をよけようとすると、向かいで一人優雅にカレーうどんを食べている夫に、「それぐらいええやんか~。お母さんに触ってたいだけやん」と笑われた。いやいや夫よ、ほな代わってくれ。
最近、寝る前もそうなんだけど、娘が子どもならではの容赦ない力加減で私の体を触ってくることが、とても不快なのだ。こんなこと言っちゃうの、母親として冷たいって自分でも思うし、娘に対してこんな感情を持つことが嫌でガッカリするけど… 単にくすぐったい時もあるし、痛い時もあるし、ただ単にうっとうしい時もある。冷たくてイヤな母親だけど... 正直、体を触られるのがほんとに不快。
私が食べ終わったころ、息子が空腹でグズり出したので、私と息子だけ先に抜けて、車で授乳した。ゆっくり完食した娘は、ゴキゲンで夫と車に戻ってきて、その笑顔を見てホッとした。
スーパーで買い出しをして、家へ帰る。夕方、歯医者の予約があったので、夫に子どもたちを託して、一人で家を出た。
以前は歯のクリーニングで3か月に一度、歯医者に通っていたけど、息子が生まれてから一度も行けず、8か月ぐらい間が空いてしまった。夫に子どもを預けられる日で、予約が取れる日、というのがほとんどないんだよな。
歯の詰め物の調整をしてもらって、クリーニングしてもらって、すっきり。
家に戻ると、夫が息子を抱っこで寝かしながら、晩御飯のタコ焼きの準備と、離乳食のお粥を作ってくれていた。頼もしいねえ。
娘は夫とお風呂に入りたいということで、私と息子でお風呂。お風呂から上がると、タコ焼きが出来上がっていた。最高。
今日も昼寝なしだったので、20時に寝た。寝る前、夫にひとしきり最近のイライラを愚痴る。最近、これがないと寝られない。
日曜日
本当に久しぶりによく寝た朝。寝起きがこんなに清々しいの、いつぶりだろう。
娘と一緒に、家にある材料でケーキを作ることに。ホットケーキミックスにバナナを潰して混ぜ、卵と豆乳を加えて、炊飯器で焼いた。
夫が仕事から帰ってから、みんなでスーパーへ買い出し。節分なので、恵方巻きと豆と鰯、ケーキに使う生クリームとイチゴも。
家に帰り、焼き上がったホットケーキをスライスし、生クリームを泡立て、イチゴを切る。娘と一緒に生クリームを絞り、ケーキの上にイチゴを飾ってもらう。
娘はケーキの上に、イチゴを逆さまに突き刺して飾っていて(尖ったほうが下)、斬新でよかった。
私と娘がケーキ作りを楽しんでいる間、夫が息子にハイハイの練習をさせていた。全然動こうとしない息子が、やっと腹ばいのまま回転ができるようになった。すごいね!
みんなでケーキを食べたあと、息子は昼寝。夕方は、親戚とzoomでおしゃべり。初めて息子を見せたんだけど、「見ていて飽きない。未来が明るくていいわあ!」と、喜んでもらえてうれしかった。
夜、私と息子でお風呂に入る。息子の着替えを準備するの忘れたな〜と思って、とりあえず自分だけ脱衣所に出てみると、夫が息子の着替えセットを準備してくれていた。座布団の上にタオル、その上にパジャマと肌着を組み合わせ、その上にオムツ。
こんなことが私が頼まずともできるようになったんか... と感動した。たったこれだけのことだけど、私にとってはとても大きな出来事だった。子どもを毎日お風呂に入れたり、育休取ったり、週末ワンオペしている父親だって、周りにいる。でも、私は夫をほかの父親とは比べない。私も比べられたくないから。
夫婦の形って、夫婦の数だけあって、比べられないものだと思う。いろんな形の夫婦がそれぞれにしかできないやり方で育児するんだから、育児も家族によって違って当たり前だ。
恵方巻きを食べ、部屋ごとに豆まきをした。娘は、鬼が怖くて、豆まきすら怖がっていた。息子が食べちゃうと大変なので、部屋ごとに決めた数だけ豆をまいて、あとでみんなで回収。
夜は、夫が息子を抱っこで寝かしつけている間に、私は久しぶりに娘とゆっくり絵本タイム。童謡の絵本を見ながら、一緒に童謡を歌った。出てくる名前を、娘に変えたり、息子に変えたり、替え歌にして歌って、一緒にたくさん笑った。
子どもたちが寝たあと、夫に、息子の着替えを準備してくれて嬉しかったことを伝えた。夫は私の感激ぶりに「...そんなに?」って反応だったけど、いやこれはすごい進歩だよ。ありがとう。
♢
夫に助けられた週末だった。自分がイライラしないためには、まずはたっぷり寝ること、健康でいることが大事だと思った。よく寝られた日曜日は、娘とケーキ作りですごく楽しい時間を過ごせたから。
子どもの健康はもちろんだけど、まずは私が元気でいないとね。息子よ、もっと寝てくれ。
今週もお疲れ、私!