寄付から受給・還元まで「システムの概要」⑥~ ベーシックインカム受給者のための恩返しシステム:地域社会への貢献とスキル活用②~新しいベーシックインカム構想~寄付と共創から芽生える持続可能なwinwinの関係性~幸福度UP&貧困と貧困にかかわる諸問題を軽くするための取り組みに向けて㉕
はじめに
新しいベーシックインカムの取り組みとして、受給者が自分の好きなことや得意なことを活かして地域社会に貢献するシステムを提案します。特に、無農薬・化学肥料を使わない野菜の栽培と提供を通じて、健康維持と地域貢献を目指します。
新しいベーシックインカムとは?(こういう構想ですのようなものです)
https://note.com/shihohashi/n/nd4a5e740135c?magazine_key=m0d59881b6dae
https://note.com/shihohashi/n/n4590fb3adf91?magazine_key=m0d59881b6dae
https://note.com/shihohashi/n/ncf7ff9978bce?magazine_key=m0d59881b6dae
https://note.com/shihohashi/n/n3d4766e8fa52?magazine_key=m0d59881b6dae
無農薬・化学肥料不使用の野菜の重要性
野菜、しかも農薬、化学肥料を使っていない野菜にこだわりたい理由は、私自身がそう思ったからです。
漢方薬は常備薬として免疫を上げたり、冷え性の改善などで用いられていますが、無農薬、化学肥料無しの野菜は総合的にみて、体に医食同源とも言われていますが、様々な面で不調の改善に漢方薬のように(漢方薬程即効性はありませんが)いい効果をもたらしてくれたからです。
具体的には、だるさ、視力のぼやけ、頭痛、胃のもたれ感などが大幅に改善します。特に、葉物野菜、根菜類をスムージーや御酢、砂糖、昆布だし、塩で簡単にお漬物にしたり、サラダにして生食をいただくことでその効果が実感できました。
過去の経験と現状
20年以上前、オーガニック、無農薬、化学肥料なしの野菜を買うことは困難でした。なぜなら、2,3倍の値段だったからです。たとえば、かぼちゃ1/4カットが700円くらいしていました。
スマホもパソコンも無かったので(ワード、エクセルはありましたが)百貨店の地下のオーガニック野菜専門店にまで足を運ばないと買えなくて、しかも、その店の野菜はお洒落な大きな籠にマルシェのように展示されていて、全部密封状態はまるで、ハムのようにきっちりラッピングされて高級感が漂っていました。当然、農薬の無い、化学肥料を使っていない、きっと美味しいんだろう野菜を買うことを諦めざるおえなくて。
当時から、無農薬、化学肥料なし、オーガニック、有機栽培、自然農法の野菜を気軽に食べられていれば、かなり体調にも変化があったかもしれません。
ベーシックインカムと野菜栽培の提案
新しいベーシックインカムをあえて選択した人には、時間的メリット(労働にあてられていた時間が多少なりとも増えることを予想)がありますので、そのメリットを、菌ちゃん農法に沿って、野菜を育てることで、自分の健康はもちろん、新しいベーシックインカムを受給しなかった人で、時間的余裕がないにもかかわらず、有機野菜をあえて選べない人に分けてあげるシステムにすれば、低所得層の人の健康維持に繋がると思いました。
ある一定の所得の人は、多分、有機野菜を選択できると思います。
デジタルシステムの活用
そこで、世帯年収400万円以下の人に、育てた野菜を、これからのデジタルシステムを駆使して、メルカリやジモティのような掲示板で知らせて必要な時に、季節の野菜を無料で摂取できるシステムになることを描き提案内容にしています。
将来的(いつになるかはわからないですが)には、コンビニのように、そこへ行ってマイナンバーカードを提示さえすれば、野菜がもらえるようなシステムになればいいなと思いました。
もしくは、無人販売場所のようなのをつくり、デジタルシステムでここに置きますなどの知らせ、予約ができて確実に受け取ってもらえるまでのシステムも同時にあればいいなと。
なぜのようなもの?健康と栄養価の違い
慣行農法の野菜もオーガニックや有機や無農薬野菜も健康面でも栄養価も問題はないという議論がAbemaで白熱していました。
ポイズン(毒)になるには、よほどの多量な摂取をしない限り安全だというものです。
確かにそうかもしれません。ですが、圧倒的な違いを見落としていると思いました。
それは、菌ちゃん農法の菌ちゃん先生こと吉田俊道さんご講演の配信をたくさん拝見したのですが、いくつかのyoutubeでは、発酵と腐敗の違いを解説されています。で学んだのですが、栄養価は同じでも、発酵と腐敗の視点で野菜をみたときの、人間の体への作用が全然違うと気付いた話です。
野菜に害虫が来る場合、その野菜が腐敗に近づいていることを意味しています。例えば、ダンゴムシ、アリ、ミミズ、ナメクジは腐敗している野菜に来て、それが有機物になるのを助けてくれますので、分解者と呼ばれています。
有機物になれば、植物の根からその有機物が吸収されるので、肥料と同じ効果が得られます。問題は有機物になるまでの過程です。腐敗が進んでいるか、発酵が進んでいるかは、一見わからない、食べるまでわからない、食べてから体調が良くなって初めてわかるという感じです。
ぬか漬け、米麹、砂糖、塩などの保存食では腐敗に対して、発酵です。
野菜栽培でも、腐敗している野菜と、そうでなく発酵しながら育っている野菜というものがあるそうなんです。
そして、発酵している場合、害虫は来ないそうです。
害虫が好むのは腐敗だそうで、野菜が弱って腐敗に進む兆候みたいなものが虫達が気付くと、虫達がいい匂いだなと食べにくるのだそうです。凄いですね!
ほかには、栄養過多でせっかくまいてあげた肥料を野菜が吸収しきれない場合、その肥料に害虫が寄ってきて、栄養過多に宿った野菜をかじられていきます。これは、私は実際に大根で体験しました。人間も栄養過剰なら数値として出てくれますが、野菜は害虫にむしばまれrことで分かるという感じです。
害虫は栄養不足で弱った野菜に来ると思っていましたが、肥料で栄養過多で吸収しきれない場合も腐敗が起こり、例えば、アブラムシは葉っぱの裏から出ているエキスに魅かれてくるそうです。ちなみに、葉っぱの裏にたくさんついてしまったアブラムシは、シャワーホースで洗い流して当時は退治していましたが、そもそも、化学肥料をあげなくするようにし、手作りの液肥や野菜残渣などのボカシに変えた途端、あれだけ凄かったアブラムシはくっつかなくなりました。
成長過程の野菜が発酵していあれば、害虫が来ないということです。
なるほど、人間もHDLとLDLがあるよねと思ったものです。
無農薬、化学肥料無使用、有機栽培、オーガニックなどでは、野菜がもつ野菜自身の自然の力、治癒力で野菜が成長するので、栄養過多や農薬による成長の制限みたいなことがなく、過剰な働きで弱って腐敗寄りになることがないので、害虫が来ないんだと。
当然、その野菜を人間が食べると人間の体にも変化は当然あらわれてきます。家庭菜園で無農薬、化学肥料無使用の野菜を少しですが食べただけで、体調が好転するのを知ることができました。
巡り巡ってそれは医療費の削減にもつながり、幼い頃から食べれていればよりいいと思いました。
もちろん、食に対して先進的な市町村ではすでに、給食に有機野菜を使っている地域はあります。
それと、よく言われていますが、オーガニックや有機野菜や無農薬野菜は甘み、香りがあって、野菜が美味しいと思えて、主食にしたいと思えます。
きっと、野菜嫌いにはならないのでは?とさえ思いました。野菜の香りが楽しい感じにさえなります。
農薬や化学肥料を使われた野菜が苦い、まずいということについては、きっと、野菜の側でもそれらに必死で抵抗するために、苦味成分を防御策として自ら出しているのではないかなと思いました。
生野菜をお子様が嫌うというのはよくあることですが、同じピーマン、青菜、大根、にんじんは苦味なんてなく、甘くて香りがよくて、とっても美味しいんだなと。
鮮度は(農薬や化学肥料を使った野菜と)同じでも、発酵、腐敗という視点でみたら全然違います。
一方、夏の暑い日などは、数時間も常温においておくだけでしなびてしまいます。
それなのに、スーパーの野菜がいつまでもしなびないのは鮮度を保てるからで、それは発酵が止まり、腐敗寄りになっているのではないでしょうか。
ここにも資本主義の弊害、企業利益の優先みたいなことが起こっているんだなと。実際、農家さんは自分用は家庭菜園で、無農薬、オーガニックでつくられているというのを聞いたこともあります。
一方、スーパーでは、最近有機野菜コーナーを設けて、地場産の有機栽培農家さんによる販売ブースも設置しているところもあります。イオンではオーガニックだけを取り扱った「グリーンアイ オーガニック」などがありますし、コンビニでも無添加おにぎり🍙など、オーガニック商品も販売されています。
菌ちゃん農法で無肥料、化学肥料無使用、有機肥料だけで育つなら、(菌ちゃん農法では完全に肥料も農薬もいらないそうです。自然農法では、必要なら土の状態によって施肥してもいい、野菜の状況に人間が合わせるそうです。)
健康面でも栄養価も同じだけど、圧倒的に美味しいのは有機野菜、オーガニック、自然栽培で、栄養価、人体への悪影響は少ないから、慣行農法、それ以外のどちらでもいいというのは意見を異にしたいと思います。
そして、どちらが安いかと言えば当然、慣行農法です。ということは、ある意味、低所得層にとれば嗜好品的なニュアンスさえもっています。
なぜ有機栽培、無添加が広まらないのか?それは消費者が買うからです。買う理由は有機栽培、自然農法の野菜が高いからです。でも作る人は実際は有機栽培された野菜しか食べられていない。ここに搾取というか、矛盾、買えない人がより不健康になるという弊害が見受けられると思いました。
少しでも買わなくなるためには、慣行農法をやめるしかない、でも採算がつかない。そうでしょうか。菌ちゃん農法に徐々に切り替えていけば、今すぐではなくとも、将来的には無農薬栽培の野菜が誰でも食せる、それがスタンダードな時代になっていけるのではないでしょうか。
さらに、菌ちゃん農法をベースにした、日本ならではの農法の栽培方法を世界に広がれば、食糧難や地球温暖化の歯止めにもつながりそうです。
菌ちゃん農法の畝づくり例ご紹介
庭編
https://youtu.be/D8mEcOyEkuk?si=IawL_wARUpL1NQw8
畑編
https://youtu.be/UjKZQqGwRIk?si=yEfFiJU2Mxt5vbHI
プランター編
雨がふると糸状菌が減るのですが、環境や野菜の為にも、草マルチへの切り替えも始まっています。自然農法との融合という感じですね。
自然農法の畝づくり方法
菌ちゃん先生のyoutubeでは、菌ちゃん農法について、あえてどう説明すればいいですかの質問では、「なんちゃって自然農法」なぜなら、人工的に自然を作り出す農法だからとおっしゃっていたような。
森にしか自然はない、だからあえて、畑に森をつくりだすのが菌ちゃん農法なんだなと思いました。
こちらは自然農法のいまはしさんのチャンネル、畝をつくるところ、あえて草もとりいれるところに共通点が見受けられました、てか楽しそ(紫蘇🍃)~です。菌ちゃん先生もですが、野菜は成果物であって、大事なのは土、地球なんだと。量子力学の不思議のyoutubeを見た時と同じような、野菜と人は対話できるんだと。森や自然で人がリラックスできる理由がわかる、興味深いお話の数々で、家庭菜園をはじめたばかりで殺伐としていた不安やとげとげが癒されたこと、安心できたことを思いだします。
木に生える葉っぱは、栄養価が高いそうです。
自然農法の素晴らしさをいまはしさんやふぁーちょさんから、菌ちゃん先生のように知ることができました。なんとなくわかってはいるけれど、はっきりそうだよねと実感できる動画ばかり。
落ち葉が重要なたい肥に。
医食同源としての野菜
今、家庭菜園がとりいれられつつあり、週末農業など貸農園などでこれから流行すると思われますが、実際、月曜日から金曜日まで、もしくは休日も働いて疲れたお父さんやお母さんが野菜を育てるのには無理があります。
一方で、出来るだけ安い野菜の方がいいと言わざるおえない状況があります。
新しいベーシックインカムは、給付側にまわることで、時間も生まれますので、その一部(1~3割くらい)を新鮮なお野菜でリターンするという側面ももっていることを提案します。
もちろん、野菜栽培の案は、新しいベーシックインカムの受給する人への義務でも何でもありません。ただ、そうすれば、合理的で美味しくて健康的で医療費削減や長寿にもつながり、低所得層だから無農薬、無肥料、オーガニック野菜無理め状況は回避できそうだよねいう意味で提案しました。
わざわざ菜園を借りてまで、その義務的な要望のためにするのは大変な場合、ベランダやお庭の一角で、プランターで、プランターでも十分そだつ野菜を育てて、それをもらってもらうというシステムです。
野菜以外の発想もある
更に、発展的な構想もいえば、新しいベーシックインカムの受給する人は、自分の得意を活かして、例えば、ハンドメイドやDIY、料理、スポーツ、音楽、絵など創作、作るが楽しい人、得意な人は、作品を選んでもらってもらうなどでもいいとか、困ったを手助けするだけでもいいとかにしていくことも想定しています。
困ったと解決できる人がマッチして問題が1つ解消すれば、野菜提供の代わりになるなどするシステムも、マイナンバーカードとデジタルで管理さえできれば可能になっていくのではないでしょうか。
たとえば、入学式で新しいサブバッグやお弁当袋や、新しいエプロンや犬小屋、更には、年に1時間でもいいので、忙しい時の家事代行(送迎、食事づくり、掃除、犬の散歩、庭のお手伝いなど)もなどと思いふけりました。
もちろん、これも義務でも何でもありません。選択しない人はしないシステムです。逆に、新しいベーシックインカムでやっと得られた時間で、何か好きな事、さらには得意を作るための時間としても使えるのではないでしょうか。
そのうちの1つで、野菜をつくって、時間のない年収400万以下の人へ提供するという案を提案でした。