【そして太る】低血糖のトラウマで夜な夜な炭水化物祭
ええ、ええ、ちょっと前までは太るの大歓迎でしたよ。
食べても食べても痩せていく恐怖から病院にかけこみ、見つかった1型糖尿病。
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あの時は不健康に激痩せしてついに体重も自分成人史上の最軽量を記録したため、即余命⚫︎ヶ月となる病気かも…とかなり本気で思っておりました。
ゆえに1型と診断された時は、まずは「良かった!」と思ってしまったわけですが、インスリン投与という治療を始めてからわかりやすく体重もV字回復し、着実に様々な数値が戻っていく過程にもホッと一息ついておりました。
そして素直に食べた分だけ太ってくれる身体に感謝しているうちに、激痩せした分もすっかり取り戻しました。
ありがたいことです。
もうすでに充分戻りました。
充分すぎるくらい戻りました。
そんな折です。
先週ちょっと河原を散策のつもりで歩いていたら、思いのほか楽しくなってしまい、予定よりだーいぶロングな距離のお散歩となってしまいました。
それなりに運動した時の心地よい疲労感は良かったのですが、案の定、夜に時効型インスリン「トレシーバ」のピークタイムと思われる時間帯に、低血糖がやってきました。
多少のズレはあるものの、私の場合、だいたい10時間前後にピークがあるようです。
現在は昼にトレシーバを打ってるので、だいたい夜にピークを迎えます。
通常の活動量の日は特に気にしなくても大丈夫なのですが、今までの傾向で、運動量が多かった日ははっきりわかるくらいその時間になると急に血糖値が下がります。
そしてその日は、当然低血糖タイムが来ることを予想していました。
なので、そろそろだなぁと心の準備をしつつ迎えた低血糖タイムだったのですが、これまた激しくぐんぐん血糖値が下がり、過去1で慌てふためく結果となったのです。
ブドウ糖を大量に口にかっこんでなんとか乗り切ったのですが、どどどどこまで下がるの!?って時は、まだまだ恐怖しかなく…焦りに焦りました。
いつか慣れる日が来るのだろうか?
それ以来、来るか来ないかわからないのに低血糖タイムの恐怖が先立ってしまい、夕食の際にあまり血糖値が上がらない時などは特に、時間を計算して「追い炭水化物」にて迎えうつ準備をしていました。
おそらく今日は大丈夫だろう、というたいした活動量でない日でさえ、ついつい、恐怖がよぎってしまい、(気持ち少なめの)「追い炭水化物」を。
もちろん食べすぎとなるので、その後たいていは血糖値が爆上がりして、今度は「追いインスリン」をするはめになります。
一体何をやってるんだろう?と思いつつ、インスリン注射の追加打ちです。
トラウマによる異常行動か?と薄々自覚しながらも、やめられませんでした。
いや、単純にパンが美味しかっただけかもしれません。
はたまた、こんな夜更けに炭水化物祭という背徳感に酔いしれていただけかもしれません。
とにかく夜な夜なそんな行動を続けてしまっていたのです。
その結果、当然ながら、まんまと太りました。
体重も体脂肪率も育ちざかりで、歩く時に身体が重く感じるまでになりした。
まぁ、食べても食べても痩せていく恐怖よりはぜんぜんありがたいのですが。
そろそろいい加減にしなければ。
いろいろむずかしいものですね。
まだまだ修行が足りません。
精進いたします。